ということで、常用する音楽プレイヤーをfoobar2000からMusicBeeに変更した。
foobar2000開発用の仮想PC環境で、試用してみていい感じだったので、移行を決断した次第。
foobar2000に見切りをつけた一番大きな理由は、今年の夏に新しいバージョンのSDKが出ていたのであるが、これを使って自作コンポーネントをリビルドしたところ、動作しないものになってしまったというのが一番大きな理由である。
開発途中であったので、ソースが最後に使っていたバージョンとは異なっているのであるが、foobar2000のSDKを古いバージョンでビルドすると、とりあえず動く状態にはできたので、SDKの仕様変更と思われる。
VisualStudio2013 Communityの登場で、今までのようなトリッキーなことをしなくても、無料で設定画面を持ったコンポーネントを作成できると新作も考えていたのであるが、C++にそこまで詳しくないので、あきらめた。
そこで、知ったのが、MusicBeeという存在である。フリーソフトである。本体はオープンソースではないようであるが、音楽再生にはBASSライブラリを使っているようである。AAC再生に関する設定でそれがわかる。
そして、今まで自作コンポーネントで管理していた内容の大半が、基本機能でカバーできてしまった。移行に伴って最低限のプラグインを作成したのであるが、それは自宅サーバに再生履歴を送信する機能だけである。再生回数、評価、最後に再生した日時の管理は基本機能でできる。iTunesからこれらのデータが引き継げる。
さらに、プラグインの開発にはC#が使える。VB.NETでもいいようだ。これで文法に泣かされることはない。ドキュメント、資料不足はあるが、海外のコミュニティはそれなりに動いているので、最低限の資料は英文でなら読める。
ということで、評価からはじめて、3日ほどで移行を完了した。次のエントリから、私の場合の移行手順、簡単なプラグインの作成について書いてみたいと思う。
コメント