MusicBeeをインストールした時の環境引き継ぎ

OSの再インストール、PCの買い替えなど、MusicBeeを再インストールする機会は多いと思います。まぁ、MusicBeeに限った話しではないかもしれませんが、ここではMusicBeeに限って環境移行の話しを書いておこうと思います。

準備するものは二つ。古いPCの起動ディスク。単体でもPCごと残っていても構いません。今回書く方法は、同一PCで起動ドライブを使い回す時には当てはまらないので注意してください。準備するものもう一つ、新規インストールしたMusicBee、これは当然です。インストールしてあれば起動して無くても構いません。

そして、新しいPCの設定で、移行を確実にするために、古いPCとライブラリを置くドライブのドライブレターを同じにしておくとより確実です。というか、違う場合の確認を取っていません。

まず最初に、プラグインの移行です。MusicBeeは、C:\Program Files (x86)\MusicBeeに通常だとインストールされるので、この下のPluginsフォルダの中身を丸ごとコピーして上書きすればOKです。

ライブラリについては、エクスプローラーのミュージックの下にMusicBeeというフォルダがあるので、その中身を新規PCに丸ごとコピーして上書きすれば大丈夫です。プレイリストもライブラリ本体(パスやファイル情報など、ファイル本体は保存して置いた場所にあります)の情報もここにあります。

最後はレイアウト。新規にMusicBeeをインストールすると、次から次への新規の画面機能が追加されていたりして、どうカスタマイズすればいいのか、前のままでいいのだけど、と思うこともあります。

これを解決するには、C:\Users\(ユーザ名)\AppData\Roaming\MusicBeeの下をとにかく丸ごとコピーして上書きすればよいです。私は念のため、C:\Users\(ユーザ名)\AppData\Local\MusicBeeもコピーしていますが、こちらは効果があるか分かりません。

ストア版は設定ファイルにアクセスできないらしいので、公式サイトからダウンロードしてインストールするようにしておくと、この方法が使えます。

結構、コピーするときに管理者権限を要求される場所もあるので、面倒ですが、慣れると簡単です。画面のカスタマイズをやり直すことに比べれば、なんと楽なことでしょう。

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