まず、評価段階として、今まで、foobar2000+自作コンポーネント+誰かのコンポーネントでやって来たことが、どこまでできるのかを仮想PCで試した段階のことをまとめておく。
インストールは簡単である。インストーラを動かすだけである。ただし、標準ではAACがデコードできない。ライセンスの問題である。利用はフリーだが、配布がフリーではないためである。iTunes StoreでDRM廃止後に購入したファイルなどの再生ができないので、BASSのAACライブラリ(DLL)をダウンロードして、本体と同じディレクトリにコピーすれば終わりである。
個人的には、古いファイルがMP3、その後AAC、iTunes StoreがAAC、今はCDからのはALACなので、再生対象ファイルはこれで問題が無くなった。
レイアウトなどは好みの問題なのであまり詳しく書かないが、スキンを選んで色味を変えて、プレイヤー(コントロールパネル)の位置やスペアナの表示をいじったくらいか。
iPodについては本体のサイトにプラグインとして登録されているものでiPod(5G)とiPod nano(4th)は問題なく使えた。再生回数、最後に再生した日時もMusicBeeに反映される。確認はとっていないが、Last.fmへの送信機能に、デバイスでの再生履歴も送信という設定があるので、iPodの分も送信されるのか?あまり注意してみてはいない。
再生回数、評価、最後に再生した日時はfoobar2000では自作コンポーネントで管理していたが、これが標準で管理できるのが嬉しい。また、これらのデータはiTunesからインポートできる。ファイルメニューのライブラリからインポートでiTunesからインポートを選ぶとiTunesからこれらのデータを読み込んで上書きしてくれる。foobar2000の自作コンポーネントのデータはiTunesに書き戻せる仕様で作っていたので、iTunes経由でこれらのデータをインポートした。
これらの移行の話しは次のエントリへと続く。
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