RAID1を組んでいたHDDの1つのSATAコネクタがもげた。正確に言うとスペアドライブにしていたのでRAIDが自動的に縮退したわけではない。
状況的には、元々RAID1を組んでいて、スペアドライブを追加した。そのスペアドライブを追加するときに、フォーマットをクイックフォーマットしたか通常フォーマットしたか、チェックディスクしたか忘れた。
その後、ケーブルの接触不良でスペアが昇格して、元のドライブの片側とスペアでRAID1になって、抜けたドライブをスペアにしていた。接触不良は電源コネクタのようだったので挿しなおしておいた。
で、AMDのRAIDXpertで「同期」が実行されると不一致が発生するので一旦切り離して、フォーマット&チェックディスクをしたいと思い、追加したドライブを切り離して、スペアを昇格(この時点でスペアを追加する前の状態、RAID1を構築した時のドライブ構成に戻ると思っていた)、ドライブをチェックしてまた入れ替える、ということをしようとしていた。
面倒な作業だけれども、バックグラウンドで動かしておける程度の負荷なので問題はない、と思っていた。
しかし、ドライブを一つ切り離したらRAID1が「限界です」と警告が出た。
システムがなかなか起動しない。
やっとのことでRAIDXpertを見てみると物理ドライブが一つしか認識していない。RAID1になっていない。スペアの自動昇格が行われなかったのだ。
電源を落として確認すると、昇格するはずだったドライブからSATAケーブルが抜けている。しかもケーブルが抜けただけではなく、土台が無くなっている。SATAケーブルがささる部分の樹脂がなくなっていて金属端子だけになっている。前にもこれでSATAのHDDを一台潰しているけれども、おまけケーブルなどの「ラッチ」?「ロック」?がない、挿すだけのケーブルだと引き回しによってもげてしまうことがある。IDEではなかった現象だ。
とりあえず、片肺で運用はできるから、片肺で動かしながら、予定通り、確認したかったHDDをフォーマットなどして、生き残っているHDDが死ぬ前にRAID1が構築出来れば勝ち、それまでに寿命が来たら負けだ。
RAIDXpertにはドライブ単体での異常はログに出力されていないから、急死することはないと祈るしかない。
地デジPCにしたメインPCのHDDを先に増強する予定だったが、こうなってしまうと、先にセカンドPCのHDDを増強して、HDD置き換え→RAIDサイズ拡張→ボリュームサイズ拡張という手順でディスク領域の拡張を行うしかない。
現在のケースはHDDが3個しか搭載できないので、RAID1を組んだらスペアを指定して終わり。
ただし、マザーボード的には4台HDDを接続できる(SATAポートが5つ、1つは光学ドライブで使っているからHDDは4台)ので、ケースを取り替えれば、RAID1+0スペア無しの構成に移行できる「はず」なので、そこまでやるかどうか、微妙である。
現状、セカンドPCとしてはマシンパワー(CPU、メモリ)はこれ以上必要なく、HDDの容量と寿命管理だけなのでメインPCに投資を一点集中したいところなのだが。
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