古いからディスクを抜いたり、玄箱壊してしまったりして部屋には3.5インチのATA(Not SATA)のHDDがごろごろしている。
その中の160GBのディスクを先日復活させたFedora10に増設してみた.普通にパーテーションを切ってマウントポイント決めて、という昔からのやり方ならマニュアル無しでできるのだが、おもしろくないので、調べながら、Fedoraのインストーラがデフォルトで使うLVMの増量という手段に挑戦してみた。
参考サイトはこちら
http://crosss.jugem.jp/?eid=91
いろいろグーグルしたのだがこちらが一番手順がしっかりかかれていてマニュアルになった.
まずは、dmesgを眺めて、新しいディスクのデバイス名を調べる.今回は、プライマリIDEのスレーブに増設したので、sdbになった。ちなみに毀損のディスクはsda。いつのまにはhdaなどのデバイスは使われなくなったようだ.
まず、領域を変更する.
# fdisk /dev/sdb
ここで領域がなければそのまま、私はとりあえずWindowsのNTFSパーテーションを削除した。
> n
> p
> 1
> [enter]
> [enter]
> t
> 8e
とすると、ディスクには全領域に単一のパーテーションが作成され、種類はLinux LVMとなる。
以下のコマンドでPV(Physical Volume)を作成するらしい。
# pvcreate /dev/sdb1
# pvdisplay -C
このコマンドで確認ができる。既存のsdaについても表示された.
意味がよく分からないが、次のようにコマンドを実行していく。
# vgdisplay VolGroup00
# vgextend VolGroup00 /dev/sdb1
# vgdisplay VolGroup00
最後のコマンドが確認になるらしい。
そして、論理ボリュームの拡大だが、参考ページには、
# lvextend -L +20800M /dev/VolGroup00/LogVol00
とあった。この人は20GBのディスクでやっている。私は160GBなのでまず次のようにやった。
# lvextend -L +160G /dev/VolGroup00/LogVol00
Extending logical volume LogVol00 to 272.94 GB
Insufficient free space: 5120 extents needed, but only 4886 available
しかし、後に続くようにエラーになってしまったので、ヘルプでコマンドオプションを見た。-lオプションで、extentsという単位でサイズが指定できるようだ。エラーメッセージからはこれが4886まで使えそうなことが書いてあるので、
# lvextend -l +4886 /dev/VolGroup00/LogVol00
Extending logical volume LogVol00 to 265.62 GB
Logical volume LogVol00 successfully resized
と実行して、成功した。
元のディスクが120GBなので、足せばこの位だろう。/boot領域とswapは別なのだから。
とりあえず、やろうと思ったことができたので、よしとする。
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