ヘビではありません。
ネットワーク機器のハブです。
わが家では無線でしか使えないタブレットやゲーム機、無線の方が圧倒的に便利なノートPCを除いて、プリンターやデスクトップPCは全て有線接続にしています。理由は速度ではなく、確実性と問題が出た時の見える安心感。トラブルが出た時の解決には物理的に繋がっていた方が圧倒的に楽なのが一番の理由。
しかし、少し前から自宅のLANが非常に不安定になっていて悩まされていた。自宅サーバやTV録画PC、プリンタや外へ向かうルータへの接続は問題ないのに、別のPCはスリープからWindows OSが復帰するとネットワークがリンクしない。無線LANのルータをAPモードで使っているのだけれども、時々リセット(電源再投入)しないと、各機器がAPに接続できなかったり、その先のDHCPサーバからIPアドレスを取得できなかったりしていた。
一部動いて、一部動かない。コンピュータを使っていて一番問題解決がしにくいパターンである。
そして見えてきたのが、スイッチングハブ(100Mbps、8ポート)やケーブルの不良である。動作している機器についてはリンクするが、動いている機器に対しても、ハブのポートやケーブルを変えたらネットワークの調子が悪くなったのである。原因がやっと見えてきた。
今どきなので、ギガハブを購入する手も考えたけれども、4ポートや5ポートでは足りないので、8ポート以上の製品を買わなければならない上、不良のケーブルも交換するとなると結構な金額になってしまう。
と、家に昔使っていた8ポートの100Mbpsのスイッチングハブがもう一台あった。のを思い出した。死蔵品。デッドストック!幸いにして、電源アダプターも揃っていた。すぐに使える状態。
ハブだけを交換して、使っていない、もしくは不良になっているケーブルを取り除いた。
すると、今まで不調だったネットワークの問題がほぼ解決した。残念ながら、部品を供出してしまったため、スリープからの復帰でネットワークが上がらないWindows PCはテストができないのであるが、無線LANの問題はなくなり、アクセスポイント(ルータ)のリセットをしなくても接続できるようになった。それぞれのPCやプリンターも接続できているようである。
壊れた、といっても完全に使えなくなったわけではないハブも何年使ったかは覚えていないが、5年ではきかないくらい、それ以上はつかっているであろう。
リンク状態を示すランプがきちんと点灯、点滅していて、繋がる機器については繋がっていただけになかなか判断ができなかった。家に予備があったから先に交換してテストしたけれども、予備がない状態で、買ってみる、という行動に出られたかどうかはわからない。
新しい規格が出るタイミング、もしくは数年に一度などの間隔で、交換していくのがいいのではないかと今回の件で考えさせられた。不調の状態では診断できないし、故障の状態ではネットワークが使えなくなるので、ネットで代わりのものが買えなくなるので買い物に行かなくてはならなくなる。難しい。
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