メインPCの起動ドライブのSSD化

省エネ(節電)もあって、メインPC(CPU AMD PhenomⅡ X6 1065T)はTV録画のストレージ用その他に使用を限定して、音楽再生やネットなどのその他の用途(要するにそれ以外の一日中使っているもの)はAMD E-350で組んだサブPCを使っていた。

9月にそのサブPCの起動ドライブにSumsungのSSDを導入した。値下がりしてきたので。830の128GBモデル。買った直後に新型が発表されたので悔しかったが商品券によるキャッシュバックがあったし、830の性能が悪いわけではないのでよしとしていた。

サブPCは音楽ファイル以外、かさばるものがなかったので、起動ドライブのSSD化は非常に簡単にできた。iTunesのライブラリをHDDに逃がしておいて、ドキュメントやデスクトップなどはSSDに置いたままSSDに移行できた。

しかし、メインPCは長いこと使っているので、データ量が多いので、SSDが256GBだったらよかったのだが、予算の関係で128GBにしたので、マイドキュメントはおろか、デスクトップの実体までHDDに逃がさないとSSDに移行できなかった。

そして、一番困ったのがTV番組の録画データである。

TVキャプチャボードはPIXELAのPIX-DT090-PE0を使っている。買った時点で一番安い(ように見えた)Wチューナーモデルだったからだ。とくに不満はない。が、データがとにかくかさばる。

そして、デジタル放送のキャプチャカードの宿命として、録画時(データファイル作成時)にスクランブル解除をしていないとカードを交換したらデータファイルはゴミになる。カードが生きている間に、見るか、メディアを作らないといけない。

そして、SSD化する前の段階で、データ用HDDが一杯になっていたので、起動ドライブに録画データを保存していた。

いろいろ試行錯誤してわかったのだけれども、StationTVの仕様なのか、デジタル放送キャプチャカード一般の仕様なのかわからないが、録画ファイルのパスは、録画時(記録時)のパスと同一でないと認識、再生できないようだ。HDDを交換したり、別ドライブにコピーしてもアプリは認識することはわかっている。ダビング10の制限は引き継がれるのも確認済みである。が、ドライブレターが一致しないとStationTVの録画一覧には出てこない。

しかし、SSD化してしまえば、間違ってもCドライブに録画データは保存できない。一週間たたずに使い切る。

が、StationTVはWindowsのジャンクション(シンボリックリンクは試していない)でだませるようである。というかだますことができた。

今回は、Eドライブにデータ用のHDDを設置し、そのルートドライブにDTVApp-CDriveというディレクトリを作りその中に元のCドライブの録画データを全部移動した。そしてコマンドプロンプトから、

mklink /J C:DTVApp E:DTVApp-CDrvie

と実行した。エクスプローラからはたどることができる。そして、StationTVの録画一覧にも、Cドライブの録画データとして移動したデータが出てくる。実際には、移動ではなく、コピーし、C:DTVAppのリネーム、ジャンクションの作成、StationTVでの確認という手順を踏んでからCドライブの録画データを削除している。

SSDへのドライブイメージの移行は、HDDがWestern Digitalの製品を使っていることから、Acronis True Image WD Editionを使った。これはサブPCでも使ったことがあるので容量の問題が解決した後は実行するだけであった。

以前からハードウェアの構成を何度か変えてきているので、SSD化でその制限を超えたのか、Windows7のライセンス認証が切れ、再認証が必要になってしまい、オンラインで手続きができず、電話が必要になってしまった。数は守っているので、この手続きが簡素化できないか、いつも思っている。

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