PCを眠りから覚ます

眠っていたデスクトップ(ミニタワー)PCを復活させた。
元々は、その前に使っていた自宅サーバが壊れたため、その代替として最低スペックでTSUKUMOのショップブランドコンピュータで購入したのだった。
買ったときのスペックは、
CPU : CeleronD 2.66GHz
RAM : 256MB
HDD : 80GB
光学ドライブ : CD-ROM
というような構成。
しかし、元のサーバがRAID1で運用していたので、HDDは取り外して、120GB×2でRAID1運用していた。
しかし、しばらくしてRAIDが壊れた。物理的にディスクが飛んだのではなく、RAIDの構成がいかれたおかげでディスクアクセスできずブート不可になった。
幸いにしてデータ領域が生きていたので、片割れのディスクを取り出し、当時半分寝ていたCeleron2GHzのキューブ型ベアボーンにディスクを移してサーバにした。キューブはCPUファンがなく静穏なので逆にうれしかったりもした。
肝心のサーバはそのまま寝ていた。
光学ドライブがCDのみではFedoraも無理、256MBメモリだと単純ファイルサーバが関の山だが、それはキューブのサーバでことが足りる。玄箱や各マシンの共有もあるし。
で、大手術。今使っているVistaマシンは一昨年に組んだキューブのベアボーンのもの。その前は4年前に組んだAthlon64のマシンを使っていた。その部品を抜き出して移植した。
光学ドライブは、CD-R/RWとDVD-R/+Rの2台構成になっていたので両方抜き取り、DVDだけ移植。メモリはなんとこれが規格が同じ。DDR(2や3ではない)のPC3200でよい。Athlon64マシンには512MB×2が搭載されていたのでそのまま抜き取って移植。これでブートできる準備はできた。
OSはFedora10を選択。LANは有線を内蔵しているのだが、別用途で購入して寝ていたUSB接続の無線LANアダプタを使うつもり。これはEeePC+Fedora9での動作実績があるから大丈夫であろう。
使用目的は、先日の、iPod & iTunes Hacksに掲載されているLinux関連のネタを実施するための実験機だ。これはサーバでやるわけには行かないし、残りのLinuxはEeePCにしか入っていないから、ディスク容量的に不可能なのだ。
車載PC計画のLinux用開発の開発機としても使えるだろう。実は、このCPU、SSE2, 3を積んでいるからMac OS X 86がインストールできる可能性があるのだが、それはせずに今回はLinuxで行ってみようと思う。
また、Athlon64マシンから抜き取ったHDDは現在使用していないが、320GBと160GBだった。USBアダプタを就けて中身を確認、データを退避してディスクとして再利用しようと考えている。記憶が確かならVista Home Premium 64bit Versionがインストールされているはずだ。

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