旅行の最終日。今日は喜多方から帰るだけ。帰りの列車には昼に喜多方を出るAIZUマウントエクスプレスを選択しているので、午前中は喜多方観光。
最初は徒歩でこじんまりとうろつく予定だったが、宿の人が車で一回りしてくれた。市内を簡単に回った後で金沢峠に連れて行ってくれた。市内を一望。逆側には湿原が広がるいいところだった。
その後は、神社に行ったあとでラーメン屋喜一に連れて行ってもらい、最後は駅前送ってもらった。11:30頃駅に着いたのでゆっくりと時間をつぶす。駅前にはコンビニなどないので座って休む。
12:17に下り列車として到着、車内清掃などまったくせずに5分停車でそのまま折り返す。シートも回転しないので自分で行う。逆向きだったり向かい合わせになっていたりするので面倒。
喜多方を出ると塩川停車で会津若松へ。ここで20分停車する。おそらく、喜多方への週末の乗り入れはイレギュラーで、JR東日本のダイヤの制約ですぐに折り返してしまうのであろう。会津若松からは会津鉄道のダイヤが効いてくるので調整しているのだろう。
会津若松で乗車してくる会津鉄道の車掌がシートの向きを整えた。このあたりもJR東日本との温度差を感じる。ここから会津田島までは快速といっても各駅に停車する。
元名鉄特急車だけあって走行性能も乗り心地も問題はない。ただし、視界確保のために窓を大きくしているので、日差しがきつかった。
会津田島を出ると次は会津高原尾瀬口まで停まらない。ようやく快速らしい運転。快調に進んでいく。野岩鉄道区間に入ると線形がよくなるので車両の本領発揮といった感じの走行になる。ただし、ダイヤの制約か速度設定の問題か、あまり速くは感じなかった。
湯西川温泉駅で途中下車して温泉に入る。野岩鉄道の駅を出ると、道の駅湯西川とつながっていて、建物の2階に日帰り温泉がある。今回は利用しなかったが、屋外には無料の足湯もある。
AIZUマウントエクスプレスの到着から、次の列車までは1時間20分ほど。ホーム往復の時間と、余裕を持って列車を待つ時間を確保すると温泉で過ごせる時間は40分ほどになった。ゆっくりくつろくとまでは行かなかったが、入浴はきちんとできた。
湯西川温泉を出発すると、途中で離合したり、増結したりで非常にゆっくりと進む。それでもダイヤ通り進めば鬼怒川温泉で4分待ちでスペーシアきぬに乗り換えられるので問題ない。
鬼怒川温泉で乗車したきぬ130号は非常にゆっくり進む。鬼怒川線内で2度離合する。B期間は運転しない特急だからなのか。さらに下今市で長い待ち合わせ時間。臨時列車を先行させ、日光からの特急連絡列車を待つ。
ここからは複線区間なので快調な走り。先行させた臨時列車は新鹿沼停車時に抜いた。下今市で特急連絡から乗車してきた団体客が騒々しかったのでiPodを聴いていた。
北千住で下車して、乗り換え、家に向かった。喜多方までの往復に時間はかかったが非常にお得な切符だった。ただし、現地ではレンタカーを使ったほうが機動性も無用な待ち時間もなくもっといい観光になったかもしれない。
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