LOOXでのlubuntu14.10は、動作速度的な問題はまったくない。解決すべき問題は無線LANだけとなっていた。
引っ張り出した、PCカード(CardBus)のNETGEAR WG511Aというものは、ndiswrapperを使い、ドライバの組み込みとアクセスポイント一覧の取得までは行くのであるが、Network-managerを使っても、Wicdを使っても認証(WPA2 Personal)が通らない、という問題がクリアできなかった。
新調するか?という手前で、USBタイプのアダプタPLANEXのGW-US54GXSが出てきたので試した。
Ubuntu 10.10でUSB無線LANアダプタGW-US54GXSを使うには
という情報をまず、参考にした。かなり有益な情報だった。PCもアダプタも古いので、このくらい古い情報?が参考になってくる。このページの追記にある、
[2012/12/03追記]最近Debian wheezyで試してみたら、aptラインにnon-freeを加えapt-getでzd1211-firmwareをインストールするだけでOKでした。
というのと、冒頭のUbuntu9.04では動作した(らしい)という情報から、期待はしたのであるが、少なくとも、lubuntu14.10では、aptで、zd1211-firmwareをインストールする方法が見つけられなかった。
次に、参考にしたのがこちらのサイトである。
これを参考に、Sourceforgeのwd1211-firmwareのプロジェクトサイトから、最新のファイルをダウンロードしてくる。
これを書いている日現在で、Ver.1.5が最新であった。
先の記事とは異なるのであるが、lubuntu14.10では、/lib/firmware/zd1211というディレクトリが既に存在していた。そのため、そのディレクトリの下に、Sourceforgeからダウンロードしてきたファイルを解凍したものをコピーした。
ドライバの読み込みは行われたようである。再起動もした。
Network-managerで自室のアクセスポイントのSSIDを選択。暗号化の種類など気にせず、パスフレーズを正しく入力したら接続できた。今までの苦労は何だったのか。
一度接続できたら、再起動、サスペンドおよびそこから復帰した後も、問題なく接続している。
これで、使い道を考えればいいだけとなった。唯一の欠点は、無線LANアダプタの電源ランプらしき青いLEDが挿したままだと点灯しっぱなし、というところだけか。
コメント