foo_playlist_attributesを使ってみた

なんとなく、foobar2000本体のアップデート(1.2.6への更新)をした時にコンポーネントの更新状況を見ていて気になったので入れてみた。

オートプレイリストを使うわけではなく、通常のプレイリストに対して、playbackインタフェースと連動していろいろなことができるコンポーネントのようだ。

  • 再生が完了したトラックを指定したプレイリストに追加する
  • スキップしたトラックを指定したプレイリストに追加する
  • 再生が完了したトラックをプレイリストから削除する

というような事ができる上に、プレイリスト毎に、属性を持たせることができるようだ。リプレイゲインやDSPの設定、その他いろいろな設定をプレイリスト単位で設定することができるようになる。もちろんすべてをGlobal設定のまま(このコンポーネントを入れない状態のまま)使うこともできるようだ。

そこで、古い再生順のオートプレイリストが自作コンポーネントの作りの関係でうまく動作しないので、このコンポーネントで代用できないか試してみた。適当なプレイリストを作成して、そこに再生が完了したトラックを追加するように指定し、重複を避けるため、削除も有効にしてみた。

が、希望通りの動作にはならなかった。再生が完了したトラックに対して、削除→追加という順序で実行してくれれば古いデータ(順番)のトラックが消えて、末尾にそのトラックが追加されると期待したのであるが、追加→削除という順序で動いているようで両方有効にすると対象プレイリストはいつまでたっても空のままである。これはどうにもならない。ヘルプを見たけれども、動作の順番という項目はないようだ。複数のプレイリストに対して処理をするコンポーネントなので、単一のプレイリストは想定外なのかもしれない。

また、作者が別なのでどうにもならないのだろうけれども、iPod用のコンポーネント(foo_dop)のインタフェースを持っていないので、iPodで再生した分は処理されず、本体で再生した分だけが処理対象のようだ。playbackインタフェースでの動作なのであろう。これは仕様の問題だから仕方がない。

個人的にはここまで多機能である必要はないけれども、アイデアは面白いと思ったので、機能を削って、古い再生順のプレイリストが蓄積できる機能だけのコンポーネントを作って、foo_dopのSDKを使って連携させたら希望通りのものになるのかな?と考えた。

自作コンポーネント一作目がまだ調整中かつ未完成であるが、このネタからのコンポーネントを作ってみようかな?と考えてみたりもする。面白そうだし。仕様を練ってみよう。

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