デュアルディスプレイ環境構築

TV視聴をメインにフルHD液晶を導入した。今までの17インチアナログ液晶はサブ画面にした。

これで、TV視聴PCはデュアルディスプレイになった。HDMI端子が残っているので、恐らく、将来、家電のTVを買う余裕があったならば、HDMIで家電のTVに画面を出力して、メイン画面をミラーで表示させれば、PCディスプレイではなく家電テレビで録画番組を試聴できるであろう(手持ちの録画ソフトはHDCP対応のメインディスプレイにしか出力できないので、メイン画面に指定していないと駄目だから、家電テレビの内容はメインディスプレイのミラーにしないと駄目と思われる)。

で、購入したフルHD液晶が問題なのであった。acerの23インチを購入した。同価格帯では通常21.5インチなのだが、購入したモデルだけは23インチが購入できた。TV視聴用なら大きい方がいいだろうと、決めた。が、安いのは画質とか、そういう面以外にも理由があるのであって、HDMI入力がなく、D-SubとDVI入力が各1系統ずつしかないのだ。

もちろん、TV視聴ように購入したのだから、DVI端子はTV視聴マシンに接続する。普段使いの省電力マシンはHDMIとD-Subの出力を持っているので、D-Subでこの液晶に繋いだ。しかし、サブディスプレイに降格した今までの17インチ液晶はアナログ入力しかないので、省電力マシンでデュアルディスプレイができない。デジタル出力端子(HDMI、DVI-D)はどう転んでもアナログ信号にはならない。

で、今時のオンボードグラフィック事情をショップに尋ねても、HDMI, DVI-D, D-Subがいいところで、DVIがDVI-Iになっている、要するにアナログ2系統をオンボードで出せるマザーはないということだった。マザーボードを買い換えても無駄。

ということで、DVI切替器を導入し、フルHD液晶はDVI入力だけをつかい、それぞれを切り替えることにしようと考えた。しかし、これがまた、高価なのだ。フルHD対応で、しかもHDCPに対応したDVI切替器(2系統用)はAmazonでそれなりに使えるという評価を得ている商品だと8,000円ほどする。USB2.0のグラフィックアダプタが4,000円台、先日発売になったUSB3.0対応のもので10,000円弱ということをかんがえると高い。USBグラフィックアダプタでアナログ出力を増設して古いディスプレイに出力する手もあるのだ。

で、昨日、秋葉原をうろついていたら中古ディスプレイが目についた。3,980円。17インチ。1280×1024。DVIとD-subの2系統入力!おまけでDVIケーブルをツケさせてしまった!(1,000円相当)頻繁に2台を切り替えると面倒になるけれども、メインPCを使うのは、プログラミング(今は主にfoobar2000のコンポーネント)とTV視聴(録画番組含む)なので、それほど頻繁には切り替えないから問題にはならないだろうと。

箇条書きすると下のようになる

キーボード・マウス:D-Sub,USB用4チャンネル切り替え器使用
省電力PC:フルHD液晶→D-Sub出力、サブディスプレイ→DVI出力(HDMIからの変換ゲタ使用)
TV視聴メインPC:フルHD液晶→DVI出力、サブディスプレイ→D-Sub出力(切替器経由のアナログ出力)
サーバなど残りのPC:切替器経由で、D-Subでサブディスプレイのみに出力

という、けったいな、人には使いにくい状況になってしまった。まぁ、DVI切替器買うより安く上がったからよしとする。今まで使っていた17インチのアナログディスプレイは、動作確認ようか、サーバを切替器から外して、別設置にしたときにでも使おうかと考えている。

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