メインPCにはAndroid開発環境があるが、いちいち2台使い分けるのもエコではないし、セカンドPCもCPUを交換してパワーアップしたのでセカンドPCにも開発環境を構築した。
メインPCとの違いは、Android SDKのバージョンが上がっていること、Eclipseが3.5から3.6(最新)になったこと(当時から3.6はあったがAndroid向けプラグインの関係から3.5が推奨になっていた)、メインPCがWindows64bitでセカンドPCがWindows32bitなことだ。
まず、Java SE SDKをインストールする。これは特に問題ない。細かいupdateの違いはあるが最新をインストールしておく。
Eclipseは上記のとおり3.6をインストール。Android開発用プラグインもきちんとインストールできた。ここまで問題なし。
Android SDKをインストールする。推奨(recommend)になっているインストーラを使う。バージョンはr11。
しかし、JDKを認識しない。???と思ってググると少し前からのバグのようだった。検出にミスった後、「Back」で一つ前の画面に戻ってから継続すると認識してインストールが継続できるという不可思議なバグだった。直して欲しいような、コミュニティに参加して自分で直せと言われそうな微妙なモノ。
そして、最後にハマったのが以下の問題。インストーラがインストールするのはAndroid SDK Managerという、いわば管理ツールだけ。ライブラリもコマンドラインツールもドキュメントもこの時点では実際には何もダウンロードもインストールもされていない。SDK Managerを起動して、必要なものを選択してインストールしなければいけないのだ。
そして、SDK Managerを起動して、インストールを実行した。しかし、インストールは異常終了し、何もインストールされない。
画面を見ると、「C:Program FilesAndroidandroid-sdkTEMPにアクセス出来ない(作成できない?)」みたいなエラーメッセージが出ている。
エクスプローラで見ると、そのTEMPディレクトリはない。そこで作成して再実行。今度はアクセス権エラー。「Trusted Installer」ユーザにフルアクセス許可するが、ダウンロードまで行くけれども、それを展開する段階でエラーになっているようだ。多分、android-sdk以下のディレクトリに書き込めないのであろう。
アクセス権は「Trusted Installer」ユーザに対して継承でサブディレクトリを含めてフルアクセスになっている。よくわからない。そもそも、エクスプローラでは操作できるわけだし、このSDK Managerはだれが実行するんだ?ってタスクマネージャで調べる手もあったけど面倒だったので、他人が使うわけでもないので、android-sdkディレクトリを「Everyoneフルアクセス可」にした。インストールは完了した。
しかし、これでよかったのか?
メインPCのVista64bitに環境を作ったときはバージョンが違ったとはいえこんなことはなかった。OSのセキュリティ制御がタコなのか、SDK Managerのアクセス制御(アクセス権取得)が不完全なのかわからないけど、かなり面倒だった。
これからやっと試せる。
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