久しぶりに電源を入れたら

最近LOOXばかり使っていて電源を入れていなかったEeePC、たまには使おうと思って電源を入れた。
しかし、おかしい。最後に使ったときは何の問題も無かったはずなのに、Xがあがってログインするが、壁紙と、デスクトップのディレクトリにあるファイルが表示されるだけで、ツールバーなどが表示されない。何の操作もできない。コンソールもあがらないのでアプリケーションが全く起動できない。FireFoxとThunderBird以外は必要ないのだが。
Ctrl+Shift+F1でコンソールを表示させログインする。正常にログインできる。.gnome2などのディレクトリを削除してリトライするが変化はない。グラフィカルログインのときにSessionの指定を試みるが有効な手段がない。Xの起動時の状況を見たいと思い、startxコマンドをコンソールから叩くが、すでにXがあがっているからとエラーになる。
となればLinuxの常套手段、runlevelの変更だ。コンソールログインすれば使えるはず。しかし、/etc/inittabがない。telinitしても再起動すると元に戻ってしまう。googleしてみるとUbuntu8.04ではブートにinitを使わなくなってしまい、それに伴って/etc/inittabはなくなったらしい。代わりに/etc/event.d/rc-defaultというファイルの最後のtelinit 2という行を変更すればいいというのがわかったが、他のrunlevelは定義されていない。そのため、起動させるデーモンのセットを自前で用意しなければならないそうだ。非常に面倒。なぜ壊れたかもわからないし、何を試せるのか、試せばいいのか全くわからない。お手上げだ。
元々見えないOSは嫌いだ。ブートシーケンスがわかるところがLinuxの好きなところだったのだが、昔の常識は通用しなくなってしまった模様。こうなると見えるOSが無くなる。
普通に使えない場合、調査のために他のマシンを使わなければならない。これが面倒。EeePCを使いたいためにLOOXを使っている。何のためなのかわからない。最後の手段として、ホームディレクトリのドットファイル、ディレクトリを全削除するつもりだ。壊れたら壊れたで再インストールすればよい。時間はかかるが、テレビを見ながら動かせばいいのだ。
壊れたら再インストール、もはやLinuxではないな。MacとかWindows系のOSでの対処法だ。MS-DOSの頃が懐かしい。起動さえすればあとからいくらでも変更できた。ログインできて、エディタすら使えない状況では使えない。

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