Androidについて調べていたら、x86にも移植されているのを知った。
我が家には、慌てて買って、無駄になった、中途半端なネットブック、EeePC 4G-Xがある。4GBのSSD内蔵モデルでSDカードスロットがある。Android-x86で遊ぶなら最高のマシンではありませんか。
ということで、せっかくなので、寝ていたubuntu10.10環境でビルドして見ようということにした。
最初に参考にしたのはこのサイト。
話題の携帯向けOS「Android」をx86パソコンで動かしてみよう – 「Android」をx86パソコンで動かしてみよう:ITpro
少々古いが、何とかなるだろうと思って、記事も読みやすいし、やってみた。環境構築はここベースで行った。ubuntuのバージョンが上がっているので、ライブラリが自動的に一つ(どれかは失念)読み替えられたのと、JDKがsunのJDKではなく、open-jdkしかSynapticからはインストールできない(aptで入れようとしても見つからない)ので、open-jdkでJAVA_HOMEを設定した。
Cupcakeでビルドしていたけれども、メインの?Android端末のSmartQ V5に合わせてEclairをビルドしたいと思って、そこだけ読み替えてやったけれども、リポジトリに存在しないといわれてエラー。本家のツリーからはCupcakeしか取得できなかった。
ビルドを続けるとエラーが続出。AndroidをPCでブートさせる手順書の検証 を参考にMakefileを編集するが、ソース自体がおかしい。複数のファイルで、includeファイルが足りていない。printf()やfprintf()などのC言語の標準ライブラリをヘッダファイル内で参照しているのにヘッダファイルがインクルードされていないのだ。
#include <stdio.h>
を該当ファイルに追加して逃げていた。しかし、そもそも、元記事には有線LANに繋ぐところまでしか記述がなく、無線LANを使うところまでいっていない。Androidだから無線LANが必須、というわけではなく、我が家のネットワーク環境において、EeePCに割り当てる、有線LANのケーブルがない、のだ。ハブは1ポートあまっているけど。
そこで、見つけたのが、Android-x86をビルドするという記事。今年の1月の記述で、今まで見た中で一番新しい。ここで、はじめて、Android-x86のソース・リポジトリの存在を知った。
そこからは、Eclairのソースも取得できた。
$ mkdir eclair
$ cd eclair
$ repo init -u git://android-x86.git.sf.net/gitroot/android-x86/manifest.git -b eclair-x86
$ repo sync
今日は、ソースの取得で終わりそうである。続きは明日。
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