表参道駅の遺構

以前から、表参道駅は不思議だと思っていた。
千代田線はおいておいて、銀座線と半蔵門線、南北線と副都心線開業前の状況では、最古の地下鉄と最新の地下鉄が、方向別ホームで乗り換えが可能なのだ。
戦前・戦後でくくれば、赤坂見附駅もその形態だが、こちらは、戦前に、「新宿線」という構想があり、これのために赤坂見附を最初からあの構造で作ったのだと本で読んだのだが、表参道は知らなかった。
昨日、Wikipediaで調べた。もともと銀座線の表参道駅は青山6丁目駅として開業していて、今より渋谷よりにあった。千代田線開業に合わせて乗換駅になり、表参道駅になったが、乗り換えは徒歩連絡、蔵前駅の大江戸線と浅草線の形態と思われる。
で、半蔵門線の建設時に合わせて今のホームを造ったとある。
Wikipediaによると、今のホームの渋谷寄りに古いホームが残っているというので、今日利用したときに見てきた。
自分がいるホームは壁になってしまっているので見えないが、反対側のホームには、暗い中、はっきりと古いホームを見ることができた。
歴史ある路線に、歴史ある建造物あり、そう思った。

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