女子バレーワールドグランプリ・中国戦(香港ラウンド)(ビデオ観戦)

相手はアテネ五輪の金メダルチーム、入れ替えはあっても4年前の選手も残っている。北京五輪の予選でも当たる強豪だ。
日本のスタメンはレフトに大村、ライトに狩野を起用している。北京五輪最終予選と比べて栗原と高橋が下がった感じだ。
第一セット出だしこそついていくが中国がすぐに連続ポイントを決めて3-7になる。差を詰めるところもあったが、9-16でテクニカルタイムアウト。その後も中国が力の差を見せつけて16-25で中国。
第二セット、序盤は中国についていける。その後連続ポイントを決めて一時は10-8まで持っていく。中国のミスもあり、リードを保って16-13でテクニカルタイムアウト。先にセットポイントを取るがデュースに持ち込まれる。26-26で竹下に替えて栗原をワンポイント起用、珍しい場面だ。最後は杉山のスパイクがアウトになって逆転で27-29で中国が取った。
第三セットもスタメンは変わらず。8-6とテクニカルタイムアウトまでリードを保つ。序盤はいいようだ。それとも中国がスロースターターなのか?2回目のテクニカルタイムアウトでは中国が逆転して15-16となった。その後も中国が連続ポイントを決めて点差を広げる展開。マッチポイントを中国が取るとそのまま22-25で中国がストレート勝ちした。
中国の選手ではアテネ五輪の前にスポーツニュースでも紹介されたチョウ・ヌイヌイが中核選手になっていてブロックに、クイックに大活躍していた。やはり強い。国際大会でメダルを取るチームの強さを感じた。
実況氏が「大村は元々センタープレイヤー」というコメントをよくするが、大村は元々サイドアタッカーである。柳本監督にセンターで起用されるまでは所属チームでもレフトをやっていた。最近は所属チームでもセンターをするようであるが。だから速攻よりもオープン攻撃の方が得意なのである。打ち方みればセンタープレイヤーではないのわかるだろうに。

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