女子バレーワールドグランプリ・イタリア戦(香港ラウンド)

さて、この週末は香港ラウンド。イタリア、中国、キューバと戦う。どこも強いがオリンピックでメダルを取るなら負けられない。
ベンチ入りメンバーは荒木が戻ってきて五輪最終予選と同じメンバーになった。スタメンは神戸ラウンドと比較して荒木が入っている。今日は栗原がベンチスタートでレフトには狩野が入った。
今日の中継は香港のメディアの作成した国際映像に日本語の実況と解説をつけたものらしいが、国内同様、カメラの切り替えが激しく、カメラを振る。たまにカメラ固定の映像が出るが、やはりカメラを動かされると目が疲れる。
おそらく初めて、全日本でスタメンでフル出場している狩野については、悪くはないのだが、中途半端な気がする。器用貧乏とでもいうべきか。栗原のような破壊力と高さもなく、高橋のようなキレもない。タイプ的には木村に近い気がする。
第一、第二セットはイタリア。国際映像だけあって中継がたんたんと進む。目を離したすきに第一セットが終わっていた。第三セットになって狩野のところに大村を入れた。珍しく後ろまで大村が入る。全日本で見た記憶がない。後ろに回って大村のバックアタックが続けて決まる。それをきっかけに逆転に成功するが、22-22で追いつかれてしまう。結局そのまま連続ポイントを取られ、22-25で落としてストレートで負けた。
試合には負けたけど内容的にはありだと思う。今まで控えだった選手が出場機会を得たし、控え選手で出なかったのは栗原と多治見。栗原は休養だろうし、多治見は神戸でスタメンだったとすればこの二人の欠場は問題ない。明日の中国戦でどこまでの試合ができるか、アテネの時とは差が縮まったのか、楽しみだ。

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