ブログエディタの利用

外出先からブログを更新する場合、ノートPCを利用することになる。その場合、公衆無線LANが利用できる環境であれば何の問題もないのであるが、ツーリング先や鉄道旅行で市街地を外れた時など、ネットワークが利用できない時も書きたい内容を書き留めておき、後でまとめてアップロードできれば都合がよい。
そんな用途にブログエディタというツールがあるということを知った。ubuntuについて調べていたときに見つかった情報である。改めてブログエディタについて調べてみると、Webサービスとして利用するものがみつかった。ただし、これはブラウザ上で利用するため結局はネットに繋がっていないと意味がない。すると、xfy Blog Editorというのがみつかった。これはクライアントにインストールして使うもので、JAVA環境で動作するため、OSを選ばない。試しに利用することにした。使い物になるのならWindows XPのLOOX、LinuxのEeePC、そしてLeopardなMac miniで好きなようにかける。LOOXとEeePCは外出先から、Mac miniは過去の記事(自宅サーバーでtDiaryにエントリしたもの、RapidWeaverのブログ記事として書いたもの)の移行に使える。
まずEeePCで試した。いろいろと準備が必要である。
本体はJUSTSYSTEMのサイトからダウンロードできる。本体は適当なディレクトリにZIPファイルを展開するだけである。今回は/usr/localの下にアプリケーション専用のディレクトリを作ってその下に展開した。
次にJAVAのランタイムがインストールされていなかったので、インストールをする。参考サイトはこのDebianについて書かれたもの。記事のまま実行するとインストールできた。ただし、jre1.5ではなく、Sunのサイトから最新のものをダウンロードして使用したが。
# aptitude install java-package java-common fakeroot
$ cd (ダウンロードファイル格納ディレクトリ)
$ fakeroot make-jpkg jre-6u7-linux-i586.bin
$ sudo dpkg -i sun-j2re1.6_1.6.0+update7_i386.deb
JAVA環境ができたので起動すると、すべての日本語が文字化けしている。検索するとそのままズバリのサイトが見つかった。
# cd /usr/lib/j2sdk1.5-sun/jre/lib/fonts/
# mkdir fallback
# cd fallback
# ln -s /usr/share/fonts/truetype/kochi/kochi-gothic.ttf
# ln -s /usr/share/fonts/truetype/kochi/kochi-mincho.ttf
これで実行環境はできた。しかし、使用してみると、とにかく重い。文字入力が遅れる。タイピングスピードに全然ついてこれない。特に入力確定時にもたつく感じがある。連続入力時の未確定文字列はいいスピードで表示されるのだが、確定文字列に対して削除などの編集操作を加えると全然ついてこない。実用性はどうなんだろう?普通のエディタに日時情報を手で書き加えて保存しておく方が実用的か?今のところ画像などの使用は考えていないし。微妙なところ。とりあえず他のマシンにも入れてみてパフォーマンスをチェックしてみよう。

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