使えない16GBのSDHCカードに見切りをつけ、とりあえず購入時についてきた4GBのSDHCカードを使ってFedora10をインストールしてみた。
ファイルシステムのエラーも発生せずにインストールは無事完了した。やはり原因はカードなのだろう。しかし、Windowsやデジカメでとりあえず使えてしまうので、先日のように認識エラーにでもしない限り次の交換はできなさそうだ。買っても今なら3000円切っているし仕方がないところだ。
インストールは完了し、起動してみた。テキストモードでインストールしたため、ランレベルは3になっていてコンソールログインになった。telinit 5でxdmを表示するととりあえずXが上がったので設定は問題なさそうだ。しかし、ログインしようとして一般ユーザを作っていないことに気づいた。Fedora9を普通にインストールしたときはインストールの途中で作った記憶があるのだが、テキストモードでは作られないのか。
コンソールでユーザを作成してログインしてみる。とりあえずパッケージ更新のアプレットを停止し、ネットワークの設定をする。Fedora9では内蔵無線LANが使えなかったが、Fedora10ではすぐに使えた。WPAのパスフレーズだけ入力すれば繋がった。これだけでも最新にした意味がある。yum updateをかけようとしたらディスクフルになってしまった。dfしてみると94%使っている。4GBではこうなったか。
仕方がないので不用と思われるパッケージを調べて削除することにした。Officeツールやサーバのパッケージは削除したのだが、用途が「車内PC」を狙っているため開発ツールを入れた。それがかさばっているのはわかるのだが、削除するのは本末転倒。確認して削っていくしかない。Firefoxも削除対象になるかもしれない。
難しいが、日常環境ではないからノンビリ設定はできる。ネットワークに繋がるのであれば面倒なことは何もない。
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