VMWareのFedoraを10にアップデートした。今日起動したわけだが、初期状態ではアプレットが更新を始めてしまい、ログインと同時にrootパスワードを求められてうっとうしい。キャンセルしても何度も何度も聞いてくるから他の作業ができない。
yumを手動で起動してもエラーになることから、yumのフロントエンドが動いていることは予想できた。ネットで検索してもまだFedora10の情報はそれほどない。Fedora8とかの情報で、yum-updatesdというサービスが有効になっていてそれがバックグラウンドで動くからyumが使えないという記述を見つけたので確認する。しかし、そのようなサービスは登録されていないし、chkconfig –listとしても当然表示されない。
さらに検索結果を吟味すると、どうやらアプレットが動いていて、セッションの設定で向こうにできるようだった。再起動後に管理メニューからセッションを選ぶとそれらしいものがあったので削除する。画面上部のメニューバーからアップデートしていたプログラムのアイコンが消えた。
その後にコンソールからyum updateと入力したところエラーにはならない。自動更新は便利なのかもしれないが、したくないタイミングというのもあるし、非力な検証環境では作業時間を削られなくない。24時間上げていないから使うときに更新が走り効率が落ちる。
調べていてわかったのだが、自動更新ではカーネルなどがアップデートされないようだ。ということなら、結局手動の作業が必要なら自動というものはいらないのではないか。
再起動をリアルタイムに行えない場合でもshutdownコマンドのオプションで予約ができる。まともに運用するようなサーバなら日々の管理作業でログを見るタイミングで更新コマンドを叩けばいいだけでは、と古い人間は思ってしまうのだった。
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