TwinPeaks’08道中記(長文)

昨日、11/23はSUZUKI Twinのミーティング、全国集会。会場は知多半島の先端にあるチッタナポリ。一昨年に三重の亀山PA駐車場で開催された時に参加して以来だ。通常のオフ会自体も昨年夏の富士スピードウェイでの体験走行会以来となる。
諸事情により前泊&高速道路利用ができないので日帰り&下道走行で会場へ向かう。愛知県には行ったことがあるが、知多半島はバイクでも車でも初めて。とりあえず名古屋圏、ということで300km強、という漠然とした(結果的に間違った)予想を立てて時間を計算する。
ルートはツーリングマップルR東海・北陸で事前に何度もシミュレーション。行きはR4〜R15で都心を通過し、横浜からR1、箱根を越えて静岡圏内をR1BPで駆け抜けて(地図だと有料区間がない)浜名湖を過ぎたらR42からR23へ乗り継いで蒲郡あたりから競艇場前を通過してR247に入り、衣浦トンネルを迂回して橋を渡って知多半島東海岸を南下するルート。ナビはR1を強要したりR23が未開通だったりR1BPが有料扱いなので迂回を指定されたりといろいろあったがこのルートで向かった。
テレビを見ながら準備して1:20頃自宅を出発。ナビに目的地をセット、有料回避検索をすると到着予定は16:00近く、終わってしまう。しかも距離が400kmある。到着予想時刻はともかく距離の見積もりを誤った。とりあえず行きつけのスタンドで満タンにして出発。いろいろと忘れ物はあったが出発した。
R4〜R15は久しぶりだが、時間が時間なのでそこそこ快適。ただし、信号待ちで寝ているタクシーや、進路をブロックするVIPカー、ゆっくり並走するタクシー・トラックをパスできずにイライラする場面もあった。R16を越えて横浜新道出口からR1に合流すると車も減ってかなり快適になった。箱根湯本駅前からは単独走行。
道の駅箱根峠で一度目の休憩、すでに4:30結構時間がかかっている。念のためスタンプ帳も持って行ったが当然閉まっている。寝ている人で満車の駐車場でトイレ前に路駐?してトイレだけ済ませて出発する。沼津〜富士間は複数車線になり車も減り、周りの巡航速度も上がるので快適に流す。流れに乗るだけでストレスはたまらない。真っ暗でわからないが由比の海岸区間を快適に走行する。そして、東名・清水ICを過ぎると静岡県内のすばらしいバイパス区間に突入する。対面になるのでたまにはゆっくり走る車もいるがほとんどは快適なペースでの走行。ただし、いくつかの道の駅を除くと休憩できる場所がないので一気走りになる。
昔走ったときは有料区間があって藤枝バイパスなどは迂回した記憶もあるが今はすべて無料開放されているから道なりに走るだけで浜名バイパスまで一気にたどれる。
途中で夜明けを迎えて浜松市へ入る。そろそろ腹も減ってきたしトイレも行きたい。7:00に浜松市内のR1沿いの吉野家で朝食休憩。しかし吉野家なので時間はつぶせず、食事・トイレ・駐車場で数枚の写真撮影で15分ほどで出発となった。
浜名湖西岸でナビに逆らって道をそれてR23へ向かう。なんとなく距離的に短そうに感じたから選択したルート。地図だと交差点ではなくICの作りなのでよさそうだったが、対面なのであまり流れはよくない。蒲郡のあたりは国道が交錯するエリア。線路を越えるための道の案内がたくさん出ている。蒲郡競艇場の前を通過して予定通りにR247に入った。途中のファミリーマートでトイレ休憩。8:30くらいだった。ナビの到着予想は浜松エリアですでに午前中になっており、この時点では受付時間に間に合うくらいになってきていた。トイレを借りて100円のBOSS缶ホットと480プリンを購入する。駐車場で窓拭き&ハイマウントストップランプの配線整理。20分ほど休憩して先へすすむ。ルーティング通りに走って知多半島に入る。途中でナビに立ち寄り地としてJR武豊駅をセット、駅手前で余裕はあるが給油しておいた。武豊駅は9:30の到着。既に時間には余裕がある。JAの前に他にも停めている車が複数いたので並べて駐車して駅へ向かう。駅舎の写真を撮影していると日常使っていると思われる女子高生が登場。なにしてんの?見たいな間で見られた。そんなもんでしょう。最近、盗撮とか迷惑防止条例とかが話題になっているので間違っても知らない女子高生に無断でカメラを向けるわけには行かない。余談だが、私は鉄なのでJR武豊線を以前から知っているので「たけゆたか」とは読まない。今回はスタートに失敗しないようにおまじないのため立ち寄った。
撮影後本線に戻ると、前の車とバイクが信号待ちで反対車線を使ってマナー悪く最前列に出て行った。するとそこにはツインがいた。地元ナンバーの青。時間と方角からして間違いなく目的地は同じだろうと予測。そしてその予測どおり会場まで2台でランデブー走行ができた。
会場には懐かしい顔も多数、知らない人多数。面識のある人たちはチョー久しぶりでネットでもほとんど書き込みをしない私に親しく話しかけてくれた。うれしかった。楽しい時間はあっという間に過ぎる。いろいろとイベントをこなし、15:00過ぎに昔懐かし恒例の「二本締め」を行って流れ解散モードに。行きの一気走りで腰に来ていたので一時間くらい談笑して16:00にスタッフの皆さんに下で帰るから遅くなる、と宣言して単独で出発した。
最初の寄道は美浜IC脇のえびせんの里。いつもは伊勢湾岸道の刈谷PAで買うのだが下道で刈谷のハイウェイオアシスを回るのは遠回り。美浜をチョイスした。16:30に到着したが駐車場は大混雑。人気のほどが伺える。連休のせいもあるのだろうが、ほとんどは県内ナンバーだった。トイレも借りていくつか試食して買い物。20分ほどで買い物を終了する。貼り紙によると17:00までの営業らしい。セーフだった。美浜役場脇の駐車場にホームヘルパーの文字を貼った白ツインを発見。営業車?だろうか。働くツインも素敵です。
余談だが、「美浜町」はなんと読むのかが疑問だ。調べればわかるのだろうが。歩道橋などは英語で「Town」と書いてあった。何が言いたいかというと、仮に「みはまちょう」だったら、「みはまちょ」→「美浜ちよ」となるので大阪が空想した「ちよちゃんの国」だ、と想像してしまっただけなのだが。
帰りは衣裏トンネルを回避して橋を渡るところまでは行きと同じだが、そこからはナビの通りに走ることにした。橋を渡って右折すると行きのルートだが左折してR1へ向かう。街中なので信号も多く有料道路にまぎれないようにR1に右折。片側2車線の快適ルートだった。岡崎・音羽蒲郡・豊川など東名のICがある場所近辺では多少車が増えるが渋滞はしない。距離がどうかはわからないが快適なルートだった。行きもこちらが正解だったかもしれない(結果的に距離に大差なかった)。
豊橋で19:00前後だったので夕飯休憩を考えるが三連休中日の日曜日の食事時間帯ということでめぼしいところは駐車場が一杯、待ってまでの食事はここでこの時間ではしたくないので浜松市内を狙う。天竜川を渡ってバイパス区間に入れば時間帯的に沼津まで食事ができなくなることは行きに覚えている。
しかし、浜松市内でもバイパス沿いはラーメン屋とカレー屋と行きに寄った吉野屋くらいしかない。断念して磐田〜袋井エリアに進むがやはりないのでとりあえず早めに給油してトイレ休憩&流れを変える、つもりだった。しかしその手前で強引に合流してきて割り込んで加速しない車にパッシングして接近を知らせたら絡まれて、2車線になったところで左に出たら後ろに張り付かれてあおられてしまい、付きまとわれた。スタンドはセルフだったのだが、そのまま後ろについてこられてしまった。セルフだと車を降りなくてはいけない。降りたら間違いなく
口論から喧嘩、という流れが見えてしまったのでスタンドをスルー、R1に戻った。他車を利用してその車から逃げられたので安心はしたが休憩ポイントを逃した。
そのままバイパス区間に入ってしまったので休憩ができずにいたが道の駅掛川が目に入った。トイレ休憩は可能だが20:30なので常識的に考えて食堂のたぐいは閉店しているはず。スルーか、と思ったらファミリーマートが目に入った。食事ができる、と思って休憩に変更。ちょうどトラックのまったりペースにまかれていたのでいいタイミングだった。
ファミリーマートではやきそば&おにぎり、そして飲み物を補給して、最後に今日2個目の480プリンを購入した。建物内にはテーブルと椅子があったのでいいか悪いかは別にそこで食事をした。
30分弱休憩して出発。R1に戻ると車が前後に見えず少し進むと列に追いつきそのまま快適クルージングになった。遅い車がいてもすぐにICから出て行くような感じで清水に到着バイパス区間が終わった。大崩海岸に寄るつもりだったが時間が遅くなってしまったのとすっかり忘れていてバイパスを一気に走ってしまったので見送った。
バイパスが終わっても富士〜沼津は快適走行区間。道幅も広がっていい感じだ。沼津でR246へ入る。箱根を避けるため、ナビの推奨ルートというのもある。御殿場から先東名が45km渋滞しているのを知っていたので下で正解か、と思っていた。
その御殿場を過ぎて道の駅ふじおやまの前辺りまでは片側2車線で快適だった。しかしその先で対面区間となると渋滞した。全く動かない。それまでがうそだったかのように動かない。片側交互通行しているかのようなタイミングでの動き。しかし工事はしていなかった。単純に交通集中と旧道に逃げた人が本線に戻ってくるための合流が原因のようだった。
渋滞につかまるまでは1:30には帰宅できそうなペースで出発から24時間での帰宅を考えていた(もちろん、そのためのペースアップはしない)が、この渋滞で不可能となった。渋滞というか流れの悪さは厚木ICを過ぎて片側2車線以上に広がるまで続いた。厚木からは快適モード。そのまま都内に入り環七で帰宅。到着が2:30、行きが9時間弱、帰りが10時間半。812.9kmの走行。帰りは無給油の2ストップ作戦を敢行した。結構走れるものである。

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