予選でなんなくポールポジションを獲ったハミルトン。ここ数戦の圧倒的な強さから個人的には楽観的に見ていた。
しかし、スタートで予選3位のマッサに一発を決められトップを奪われてしまう。いつもならきっちりついていき、コース上で抜くか、ピットで抜くかとなるのだが、今日のハミルトンはついていけない。マッサが逃げてしまう。
一度目のピット作業を終えても順位は変わらず、その後もレースが進むが、ハミルトンの左フロントタイヤがパンクしてしまい、順位を大きく落とす。最悪だ。
その後のレース展開には特に興味を持たずに見ていたが、最後の最後、残り3周でマッサのエンジンが白煙をあげて止まってしまった。
これでポイントリーダーがマッサになることはなくなった。
結果はトヨタがふんばり、グロッグが2位、トゥルーリが7位に入り両方とも入賞。優勝は初優勝のコバライネン、マシンの戦闘力と予選の結果からすれば順当か。3位はライコネンが入った。ハミルトンが5位まで追い上げていたのに驚いた。
ポイントリーダーは変わらずハミルトン、ライコネン、マッサ、クビサと続く。ハミルトンのファンとしてはマッサのリタイアに胸をなでおろした。前2戦のような安心して見られるレースがいい。
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