デカール貼りが残っているけれども、とりあえず、完成、と言うことにしておく。
それにしても、肉眼で見ているとそこそこきれいに見えていたのであるが、撮影してみると、埃だらけのような、塗装の粗が目立つような、見たくないところまで見えてしまう。
雑誌に載っているような模型の完成度は凄いのであろう
このシティ・ターボⅡのプラモデルは思い出のプラモデルで、タミヤの製品なのであるが、買った後、途中までボディにメタリックブルーを塗り、そのまま放置していた。ちなみに前期型のキットなので、ボディカラーは白、銀、メタリックブルーの3色、内装は青系、デカールや塗装はしていないが、メーターはスピードが数字のデジタル、タコメーターがデジタルのメーターとなる。後期型になると内装は黒系に、メーターは通常の針のアナログタイプに、ボディカラーはメタリックブルーがなくなり黒が追加されたと記憶している。
で、このプラモデルを放置していた状態の1999年から2003年の間に、まさにこの色、この仕様(エアロ無し、サンルーフあり、純正OPアルミホイール)のシティ・ターボⅡを買って乗っていたから、思い出というか予言になったというか、そういうプラモデルなのである。
もう乗ることはないけれども、プラモデルが出てきたので気合いを入れて完成させた次第。
元オーナーとして、塗装指示以外にこだわった点としては、
- ドア・フューエルリッドの鍵穴を銀に塗る
- フォグランプの黄色の縁取りは黒に塗る
- バックランプは白ではなくスモーク仕上げ
- ナンバー灯をシルバーで塗っておく
それ以外にはウインカーなどの灯火類の塗装で、ソリッドのカラーを指定してあったところはシルバーの下塗り+クリアカラーで仕上げに変更している。これは30年ほど前によく作っていたNゲージのキットを作るときのテールランプの表現で使っていた技法の転用である。
ボディまで全て筆塗り、ボディ回りはアクリジョンを、内装とセミグロスブラックはタミヤのアクリルカラーを使った。タミヤのアクリルはアクリジョンの下に塗ってもひび割れしないようである。
乗っていたシティ・ターボⅡは、購入時に15年落ちだったので、ここまでボディはきれいではなかったし、塗装も天井の一部が剥げかかっていたし、ボディサイドのデカールも欠けていた。内装も色褪せていた。新車が売られていたのは小学生から中学生の頃。新車で買っていたら、の想像でデカールもきれいに貼りたい。
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