たまごひこーき・零戦、完成

昨年から久しぶりにプラモデル作りを趣味として再開した。
昨年はフジミのちび丸艦隊シリーズを購入し、それらばかりを作ってきた。加賀を最初に作り始め、途中で頓挫、最上、大和、秋月、金剛、雪風と昨年中に仕上げた。

今年は新たに飛行機(艦載機)にも手を出そうと計画を立てていた。どこかで線を引かないと切りがないので、やはり「艦これ」に出てくる艦載機(帝国海軍機が中心)縛り、と決めた。

最初からスケールモデルというのもなんなので、ちび丸艦隊の飛行機版とも言える、ハセガワのたまごひこーきシリーズに目をつけた。新しい機体が中心なので、「艦これ」で考えると、零戦とフォッケウルフしか該当製品はない。

ということで、たまごひこーき・零戦を作り今日、完成した。ちび丸艦隊と同様に、全て筆塗り、マスキング無し、水性塗料を使用、という家の都合と手抜きによる製作である。

ちび丸艦隊ではクレオスの水性ホビーカラーばかりを使っていたが、乾燥が遅いのがどうしてもネックになるので、面積が大きい所に塗ると乾燥時間による待ち時間が長くなる。ちび丸艦隊では船体の軍艦色と艦底の艦底色(赤い色)が問題に、飛行機は大半が単一色を広い面積に塗るので問題になりそうだった。

そこで、クレオスの新水性カラー・アクリジョンを使うことにした。今回の零戦では、濃緑色(中島系)、明灰緑色(中島系)、タイヤブラックをアクリジョンで、水性カラーがクレオスから出ていない赤鉄色はタミヤのアクリルカラーによる近似色XF-10(フラットブラウン)を使用、それ以外は手持ちの従来製品の水性ホビーカラーで仕上げた。

アクリジョンの乾燥時間の短さは圧倒的で、作業ははかどった。ただし調子に乗って塗っているとダマが残ってしまうので、薄塗りを心がけるのと、塗った後、換装前にもう一度筆で撫でてやることでムラを防ぎつつダマを潰して塗るというアクリジョン塗り?を身に付けた。完成写真が下である。

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よく、スケールモデルの飛行機ではプロペラの黄色をデカールを使うより塗った方が速い、という雑誌記事を読むのであるが、確かにたまごひこーきにも当てはまり、今回は意地でデカールを使ったが、塗った方が確実で楽だった気がする。

現在並行していくつか作っている状態ではあるが、スケールモデルの帝国海軍航空機に手をつけたくなってしまった。

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