今まで、PHPの開発はVirtualBoxのUbuntuでエディタでコードを書いて動かし、自宅サーバと同じ環境で動作させて動作確認を取ってきた。
これは、動作環境のバージョン、デプロイのディレクトリ構成を自宅サーバと同一にしつつ、手元(普段使いのWindows PC上)で動作させられるという利点があった。
しかし、本番環境が自宅サーバからレンタルサーバに変わり、実際に動作しているUbuntuがあっても、利点があまりなくなってきた。それよりも、エディタへの不満や、VirtualBoxの重さの方が不便に感じるという、欠点の方が大きくなってきた。
それなら、ということで、Windows上でそのまま動かせばいいではないか!ということに行き着いた。レンタルサーバに移行するタイミングで、データベースをPostgreSQLからmySQLに移行したので、XAMPPでサーバ環境は足りてしまう。
XAMPPをインストール、メールサーバやFTPサーバなど使う予定のないものはインストールしなかった。Windows8.1なので、サービスで動作させないとポート80が使えないというところはあったが、サービス起動の設定をすれば、その後は、XAMPPのコントロールパネルからApacheのリスタートができるようになった。
mySQLは単に起動させて、テスト環境からエクスポートしたデータをインポートして終わりである。テストデータなので、本番サーバから持ってくる必要はない。
ディレクトリ構成を色々いじり、環境依存のファイルとそうでない部分に分け、また、ソースもできるだけ絶対パスを記述しないように修正しておいた。
動作確認まではできた。
エディタとしては、NetBeansのPHP環境のみをインストールして使っている。構文チェック程度しか活用していないが、インデントに色つけ、さらに、Smartyのテンプレートファイルの構文チェックができるようになったのは大きなところである。
MusicBeeのプラグイン開発環境は今まで通りVurtualBoxのゲストOS上で行うことになるが、ゲストOSからホストのApacheにアクセスできるのは確認したので、問題はないであろう。
環境はできたので、放置気味だった、というか、放置しておいたサイトを形にしようかと思う。データは私一人分のであるが、蓄積してあるので、あとは一般化していくだけである。
コメント