女子バレーワールドグランプリ・アメリカ戦

北京オリンピックの初戦であたる相手。世界ランクでもここのところの対戦成績でも格上の相手。日本のスタメンは昨日までと同じだ。
第一セットは予想に反して序盤から日本が抜け出す。7-2の場面もあった。しかし、テクニカルタイムアウト明けからアメリカの調子が出てきて10点を超えたあたりでひっくり返された。その後は一進一退で終盤までもつれる。セットポイントは先にアメリカがとった。そこからデュースになり、最後は29-27で日本。
第二セットはアメリカがブロックを中心にペースを握る。日本は流れをつかみきれずに終始リードされる展開に。終盤になって二枚がえで河合と大村が入り大村がブロックを決めたがセットポイントを取られると18-25であっさりとアメリカが取った。
第三セット、木村がたてつづけにバックアタックの時にアタックラインを踏む。そんなミスや相手のブロックもありでアメリカにリードを許すが、8点を過ぎて竹下のサーブから6連続ポイントを取ると一気に逆転した。その後リードを広げてセットポイントを先に握ると一気に25-18で取り返す。
第四セットに入っても流れはまだ日本にある。ラッキーなプレーもありブロックにあいながらもリードしてテクニカルタイムアウトを迎えた。しかし、その後アメリカがブロックなどから流れをつかんで2回目のテクニカルタイムアウトの時点ではアメリカのリード。栗原のスパイクが決まらない。そのままリードを広げられ、16-25でアメリカがセットを取りフルセットに。
最終セット、序盤リードするがすぐに追いつかれるがなんとか8-7で折り返す。マッチポイントを先にとったのはアメリカ。結局そのままアメリカが15-13でとりセットカウント3-2でアメリカが勝った。
手の内をどれくらい出して、どれくらい隠せたのか?勝てる試合だったのか?勝てる相手なのか?オリンピックでいきなり当たる相手だけに少し心配だ。

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