女子バレーワールドグランプリ・イタリア戦(決勝ラウンド)

連敗スタートの決勝ラウンド3試合目、日曜日に大会が終わる。今日の中継は選手入場から始まった。最近、選手入場を放送していないので懐かしさと違和感を感じたが、どうでもいい松田聖子の歌と、うるさいだけのROOKIESのメンバーが出てこなかったのだ。何かあったのかな?
日本のスタメンは一昨日、昨日と同じ。昨日途中ではずされた杉山が戻っている。
第一セット序盤は連続ポイントがない状況。テクニカルタイムアウトを日本リードで迎えると日本が連続ポイントで抜け出す。イタリアも連続ポイントを返すが日本のリードが続く。20点を超えても5点のリードがある。先に日本がセットポイントを取る。そこで必殺2枚替え、竹下・高橋に替えて大村・河合を投入。しかし最後の一点が取れない。たまらず2枚替えを元に戻し、デュース寸前なんとかセットを取った、25-23。
第二セットも日本のペース。序盤から徐々にリードを広げ、2回目のテクニカルタイムアウトは16-9。先に20点にのせたのは日本、終盤までリードしている。ワールドグランプリでは第一セットをとっても第二セットを落とすことが多かっただけに予想外の展開。最後までリードを保って25-22で逃げ切った。
第三セットは大差こそつかないまでもイタリアのリードで試合が進む。先に20点に乗せたのは日本。高橋がサーブに下がったところで狩野にメンバーチェンジ。23-23でやっと同点に並ぶがイタリアが先にセットポイントを握る。さらにデュースに持ち込み、マッチポイントを先に取るとそのまま26-24で、セットカウント3-0で決めた。
試合後の握手でピッチニーニが笑っていた。余裕か?本気でなかったか?手の内隠したか?昨日までの試合内容を考えると少し不安になる。本気のイタリアにしては特に第三セットがあっけなさすぎる。デュースから一気に決まるなんて本気のイタリア相手には難しいと思うのだが。

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