iPodについて書いてみる

TwitterでiPod10周年とか流れてた。今月初めにスティーブ・ジョブスも亡くなったし、自分なりのiPod観を書いてみる。

今使っているメインは第5世代(第5.5世代)のiPod80GBモデルである。少し前までは第4世代iPod nano16GBモデルも併用していたのであるが、エンコードをAppleロスレスに変更したうえ、通常聴くプレイリスト(すなわちiPodと同期するもの)を大きくしたら20GB超になってしまったので、80GBのiPodを使わないといけないのだ。

いつの間にか2000円ほど値下がりした160GBのiPod classicに目をつけているのはここでは置いておく。

Wikipediaを見ると簡単にわかるのであるが、iTunesというのは元々iPodの管理ツールとして作られたプログラムではない。Macで音楽を聴くツール、Winampやfoobar2000などのようなツールとして誕生したプログラムなのである。純粋にAppleがMacでデジタル音楽を楽しむために用意したもの、というものだ。

その後にiPodが出た。そして、iTunesにiPodの管理機能をもたせ、「iTunesのライブラリをすべて持ち出す」みたいな印象の(私の言葉です)コピーで売りだしたのだ。この時代の名残は今でもiPodを復元したり、買ったばかりのiPodをiTunesに繋ぐとライブラリの音楽全体を同期しようとすることからわかる。たいてい、長く使っている人は容量不足だと思われるが。

また、Windows用のiPodというのが別製品として売られていた時には、Windows用のiPod管理ツールはiTunesではなかったし、結構ヒットした第三世代のiPod(ホイールの上に4つのボタンが並んだモデル)の頃も付属のCDにはiTunesではない何かがついていた記憶がある。中古で買ったため、既に存在したiTunesをダウンロードして使い始めたためそれを使った経験はないが。

やはり、今につながる、「iPodにはiTunesの全てを入れて持ち出さない」をいう流れが定着したのはiPod miniからiPod nano(クリックホリールのついたモデルまで)がメインに成り得たあたりではないかと個人的には思う。miniは中身がmicro drive(小さいHDD)だったので信頼性の問題があったがnanoではフラッシュメモリにして問題がなくなった。

ここで、プレイリスト単位なので同期させて持ち出す、という習慣付けがついたおかげで、その後のtouch→iPhoneで上限64GBでの商品展開が可能になったのではないかと思われる。

ライブラリ全体をiTunesと同期している場合、同期にかかる時間はレートや再生履歴などのメタデータの転送と、新しくライブラリに追加された楽曲データの送信だけだ。だから楽曲データの追加がない場合、一瞬で終わる。

それに対して、「部分同期」の場合は、メタデータ転送、対象トラック抽出からiPod側の不要データ削除、そして転送すべきデータを書きこむという、差分が大きければ大きいほど時間がかかる。最近になって(といっても結構時間たっているけど)標準ビットレートが2倍(128kbps→256kbps)になっているから昔に比べれば1曲の転送で2倍の転送量が発生する。ただし、I/Fの改良で転送速度も上がっているのであるが。

私の古い80GB iPodの復元を行なって、容量いっぱいまで音楽で埋めると非常に時間がかかる。普段聴くプレイリストは1300~1400曲程度で構成されているけれどもALACでエンコードした曲が増えた上に入れ替えが激しいから転送データ多い。そんな人間は主流では無くなったのではないかと思えてきた。

ネットでiPhone持ちの芸能人のブログやTwitterを見ると、曲の転送ができなかったり、やってもらった!とかいう書き込みを見かける。ということは、日常的にはiTunesとiPhoneを繋いでいないことになる。ある程度お気に入りの曲だけを入れてしまい、それだけを繰り返し聴く、それが今流なのかもしれない。

そんな私のiTunesライブラリは音楽データだけで250GB弱ある。最近ALACを使っているからであるが、全部は移行していない。近いうちに持っているCDを全部再エンコードする予定なのでそうすると500GBくらいになってしまうかもしれない。もう、ノートPCやMac miniのようなマシンではストレージ容量の問題で管理が難しくなってしまった。

最新のiPod classicを買ったとしてもiTunesのライブラリを全部持ち出せない。でも、ロスレスファイルと3000~4000円程度のヘッドホンとiPodでも、圧縮音源+1000円のヘッドホンからは見違える音が出るようになったのだ。

うちのiTunesライブラリを全部持ち出せるiPodを作ると2.5インチのHDDが必要か、バッテリーが大きくなるなぁ、ジョブズが作ってくれなさそうなので妄想もやめておくことにする。

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