foo_playcountを使うつもりで作業してきたけれども...

foobar2000に環境を移行するつもりでいるのは何回もブログやTwitterで書いてきた。

標準では、foobar2000にはiTunesのように再生履歴に関するメタデータを管理する機能が無いのでコンポーネントを使うつもりでいたのだが、foo_playcountというのを使うつもりでいて、そこにiTunesの現状(最終状態)のデータをインポートするための用意をすすめてきた。19000曲ほどあるiTunesのライブラリから、DRM付きの今週のシングルとPodCastを除き、15000曲ほどは関連付けがすんでデータが移せる状態にした。

が、ここへきて動作が気に入らない。というかもっと早く試せばよかったのだが仕方がない。まだ試していないのだけれどもiPod用コンポーネントとの連携も不明。iPod用コンポーネントにもSDKがあって、iPodの再生履歴が取得できるようにはなっている。これがfoo_playcount側で使うようになっていればいいのであるが、期待はできないので動かすしかないのであるが、実験環境が無いので保留にしておいた。

last.fm用のコンポーネントの存在はわかっているのだけれども、これがiPodコンポーネントと連携しているかは不明だ。連携していなかったら自作しなければならないけどiTunesを使っているから試せない。

欲しいのは、iTunesからの履歴を引き継いで、iTunesと「ほぼ」同様のタイミングで最後に再生した日時を記録し、iPodの再生履歴もマージするコンポーネント。で、個人的には再生履歴は自宅サーバへ送信しなければいけない。Last.fmも使っている。実験したいのでメイン環境と別の再生環境&開発環境が欲しいのだが、E-350マシンが動かなかったのが肩透かし。

Visual StudioのExpress版しかないので、設定画面やメニューなどをどこまで自作できるかわからないけれども、配布しなければ設定項目はソースに書きこんでしまえば動かせるのでまず動くものを作って環境をiTunesからfoobar2000に移したい。

で、foobar2000にこだわる最大の理由は音質や使い勝手、カスタマイズ性とかではなく、リプレイゲイン(アルバム単位)ただ一点である。iTunesのサウンドチェックがトラック志向なので、ライブアルバムでは使えない(トラック間でゲインに差があるとトラックが変わった瞬間に拍手のボリュームが不連続になる)、というごくごく大したことのない理由なのである。で、80年代とかの古いアルバムから抜き出したトラックと新しいアルバムから抜き出したトラックを混ぜたプレイリストを再生した場合、リプレイゲインを使わないとボリューム調整しなければどうにもならないほどレベルの差が激しい。このあたりを解決するためのfoobar2000なのである。

とりあえず、自分のためのコンポーネントを作成するか。

コメント