Android導入

思うところがあって中華なAndroidタブレットを買った。SmartQ V5というモデルで、OSはAndroid 2.1(ubuntuも起動した。Windows CEはブートローダでは選べるけど起動しない。)のもの。このモデルを選んだのは将来的にiPod的な使い方をするため。

もちろん、iPodシリーズ(iPhone含む)ではないため、iTunesとはそのまま同期できない。ソフトはあっても有料だったりする。フリーソフトで音楽データだけを同期してくれるものは見つかったけれども、プレイリストを含めて再生機能まで転送し、またメタデータを書き戻してくれるものは見つからなかった。

ハードウェア的には選べばAACファイルは再生できる(購入した上記モデルは対応している)が、無論、iTunes Storeで購入した保護されたAACファイルは再生できないのでそこを回避する仕組みを構築しなければならない。その点をグレーに回避する方法を思いついてはいるのであとは実装するだけだ。Android上で、それを再生するプレイヤーがないはずなので、プレイヤーも作らなければいけないが、まだそんな技術はない。これからの課題。

で、まずは触ってなれなければならないので、基本的なソフトを入れる。中華な製品なので中国語な状態でやってくる。OSが多言語対応しているから日本語表示にはできるけれども日本語入力はできないのだ。3Gには対応していないけれどもWi-Fiは使える。そしてなぜかマーケットが使える。有料ソフトの支払いが怪しいので無料ソフトだけ使うことにする。

最初にアクセスしたときはTwitterクライアントのtwiccaというものをマーケットからインストールした。早速ツイートを、と思ったら日本語が入力できない。で、OpenWnnフリック入力対応版をインストールしようと思ったのだが、マーケットからダウンロードしてくれなくなってしまった。ネット検索しても、Docomoの携帯でさえ起こることのある現象で、ものによっては解決が見えないものらしい。グレーな端末では危ないな、と思いつつ、最新ファームをダウンロードして初期化してしまうことにした。

しかし、ダウンロードするファームを間違え、最新と思ったものは一番古いものだった。で、更新したと思ったのにAndroid OSが起動しない状態になってしまった。ubuntuがブートするからハードウェア的にはまだ大丈夫だと信じ、SDカードの初期化などをして、再確認、そこでやっとファームウェアバージョンが間違っていなのに気づいて最新版でやり直し、起動に成功。しかし、メニューに表示されるアイコンが出荷状態より増えている...

まぁ、いいか。

取説ないのは壊れない限りいいけど、OSの使い方すらわからないのはストレスだ。スリープ(サスペンド、省電力状態)から復帰させられずに電源切ってしまったりもした。復帰できたのは今朝だ。

とりあえず、マーケットからインストールしたアプリは、Twitterアプリのtwiccaと日本語入力のOpenWnnフリック入力対応版、ジョルテというスケジューラ。スケジューラは他にもSK Calendarというのもダウンロードして試したけれども気に入らなかったので消した。

マーケットから複数のインストールが出来るようになったのはいいけれども、インストールの最後で、中国語で、クラッシュ報告が出るのが気になる。アプリ自体は使えているので問題はないだろうけれどもなにか気になる。仕方ない。

メールについては、Gmailのアカウントは持っているけれども、捨てアカウントで使っていない状態であり、Googleとのやりとり以外、使うことはなく、設定しても使えない。また、家のメールサーバ(IMAP)を設定したくても、DDNSによるホスト名のため、家の無線LAN環境と外の環境でDNSを変える必要があり、家でアクセス出来ない。家のDHCPサーバがNTTの端末で、細かい設定ができないため仕方が無いのだ。まぁ、家の中にいてAndroidでメール読むこともないのでいいとしよう。

カレンダー(予定表)アプリについては、基本的に日時を管理するものばかり流通している。しかし、今、自分のスケジュールは日付しか管理する必要がない。要するに、予定は日付にだけ紐づいているのであり、時間帯は意味を持たない。Androidアプリ開発のデビュー作として、自分の紙の手帳の使い方を置き換えるアプリケーションを作ってみようかと考えている。

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