F1ドイツGP決勝

今年のドイツGPはホッケンハイムでの開催。このサーキット、昔の森の中を一気に突っ走る超高速コースだったときのイメージが強いのだが、今のレイアウトになってからとくに興味を持たないコースになってしまった。去年開催していないらしい。知らなかった。M.シューマッハが顔を出したのが面白い。
ポールポジションはハミルトン。磐石。2位マッサだが、ライコネンが6位に沈んだ。ライコネンは表彰台が厳しいだろうなと思っていた。
レースはスタートを決めたハミルトンが独走した。1回目のピットインをしてもリードは変わらず、10秒以上の差を2位マッサにつけて逃げていた。もうすぐ2回目のピットインだろうかというところで、トヨタのグロッグが最終コーナーで大クラッシュ。予想通りセーフティーカーが入った。
結構長い間セーフティーカーが入っていた。多くのドライバーはピットオープンと同時にピットに入ったが、ハミルトンが入らない。コバライネンは入ったのに。片山右京もピットインのマージンだけ逃げるのは不可能だと言っていた。その後ハミルトンもピットインするが、戻るとコバライネンの後ろ。しかし、ほどなくコバライネンをパスしてさらにペースをあげる。
この時点でトップはピケJr。ワンストップ作戦を敢行してマッサよりも速いペースで走り続けていた。ハミルトンの快走は止まらず前の2台をパスして優勝した。
これで同ポイントで並んでいた3人は順位どおりに差がついた。ライコネンは結局6位フィニッシュ。ピケJrは初表彰台の2位でフィニッシュ。ハミルトンの勝利数は去年と並んだという。でも去年はここにアロンソが勝てるドライバーとしていたが今年はいない。ハミルトン優位で進むと思う。

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