予選はフェラーリがフロントロー独占、ライコネンがポール。3位のハミルトンはカナダGPのペナルティで13位でのスタート。4位のコバライネンは走行妨害ペナルティで10位からのスタートになった。予選中の不手際によるコバライネンのペナルティはまだしも、前戦のペナルティを科せられると見ていてしらける。予選の意味がない。
スタートはフェラーリが順調。アロンソがミスって5位に後退するが、すぐにクビサを抜いて4位に回復。ハミルトンはダウンフォースを減らしてソフトタイヤで一気の追い上げをもくろむ。なかなか前に出ないコバライネンに引っかかる。コバライネンは単独走行での速さはあるが、遅い車を抜く能力はハミルトンほどはないと思う。そのときハミルトンにドライブスルーペナルティが。抜きながらシケインに突っ込みシケイン不通過となったのが追い越し不完全とみなされてのペナルティ。そこで見る気を失った。
その後は中継をつけてはいたが結果の確認のみ。ハミルトンは沈み、リタイヤが1台の状況では中嶋一貴も上がってこれない。ライコネンがトラブルでペースダウンしマッサが先頭になった。最後は3位のトゥルーリと4位のコバライネンのバトル。トゥルーリは速い車を押さえ込むのがうまい。4位のコバライネンは遅い車を抜くのが下手。ということで一回サイドバイサイドのシーンもあったがトゥルーリがポジションを守ってそのままフィニッシュ。実況がトヨタの応援をして叫び続けるのがうっとうしかった。
マッサが1位でフィニッシュしてポイントリーダーに。ハミルトンは10位ノーポイントに終わりマッサから10ポイント差。マシンのできは今シーズンフェラーリの方がいいので10ポイントの差を詰めるのは厳しいかもしれない。
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