初ツーリング

実は、今年はいろいろあってバイクに一度も乗っていなかった。
昨日の予定がバテて今日に順延。予定なしのソロツーの強みか。
7:00に起きて朝食後、用意しておいた荷物を持ってバイクのところへ、暖気しながら荷物を積載。今日は大おむすびで。E-510フルセットと温泉セット、ドリンクだけ。余裕のパッキング。
家を出てまず給油。店員にのせられて出光プリカを発行させられる。箱ティッシュを持たされた。大おむすびに余裕があったので、道中、鼻をかむのに役だったが、余裕なかったら突き返すところだった。
R4をひたすら北上。大袋陸橋からは新4号バイパスへ。庄和ICでR16へ行く車とR4を行く車で各1車線になるのは前と同じ。しかし、庄和インター以北が片側2車線になっていた。夏以来走っていないからびっくりした。道の駅庄和あたりまで片側2車線、その後はまた対面に戻った。
昨年夏以来のシャアザクメットでの出撃。元々小さいのを承知で買ったのだが、今日はやたらときつい。太ったのはわかっていたが、頭も大きくなったのか?しめつけられて一時間ごとの休憩を余儀なくされる。最初の休憩は道の駅ごかになった。先日ATM盗難の車が見つかってニュースになった場所。
R50で左折。流れは順調、しかし、佐野藤岡ICからの流入車がやたらと多い。R50を走ってきた車はそのままR50を進み、高速を降りてきた車はアウトレットモールへと向かう、というのが大勢の流れだった。県道9へ右折して道の駅どまんなかたぬまで2度目の休憩。北駐車場へ誘導されたが、いつのまにか二輪専用駐車スペースが確保されていてうれしかった。ここでの休憩は、ヘルメットを脱いで、座って一服、それだけ。
県道16からR293へ、葛生の砂利エリアを通り抜ける。昔はこの砂利、東武鉄道で運んでいたんだよなぁ、と感慨深げに砂の路面を走り抜ける。
県道32を右折、大越路トンネルを抜ける。峠を越えていたのも今は昔。あえて旧道を通ろうとも今は思わない。ちなみに旧道を行く場合はトンネル手前のそば屋ののぼりのある道を右へ入って山へ登っていけばいい。トンネル出口の上を通過して、県道15の交差点手前で合流できる。
県道15を粕尾峠へ向けて上り始めるが、途中で頭が痛くなる。路肩に止めてヘルメットを脱いで休憩。帰りが日没後になることをにらんでクリアシールドのザクメットを選んだのが裏目った。しばらくはXLサイズのメットでバイクに乗ることにしよう。
長いこと乗っていないから峠は道なりに走るのがやっと。ミラーで対向車が来ないのがわかれば膨らんで走る。きれいになんて走れない。下りはこの時期特有の砂。路面も荒れている。それでも車よりは速いペースで走っているから追いつかれることもなくマイペースで下る。
R122を左折。神戸の駅でトイレ休憩。ここまではいつもの通り。しかし、今日は高速を使っていないので丁度時間がお昼になった。列車レストラン清流で昼食舞茸定食1200円。DRCの車内を堪能。ただし、窓開かない、空調動かない特急電車の車内は少し蒸し暑かった。
食後に出発、R122を南下。交差点を曲がった時点で後ろからの爆音が気になっていたが、ミラーで見ると原付のマスツーリングに見えたのでうるさいからちぎろうと、前が開いたので70〜80km/hにペースアップした。しかし、原付軍団(シャリー軍団だった)にちぎられた。白いナンバーもいたのに。うるさいから追いかけたりはしなかったが、車に詰まって逃げていってくれないのでうるさくて気分よく走れなかった。自分より先に脇道に行ってくれたのでよかったが。
去年のGWのときは県道62を抜けて赤城道路を超えたのだが、今日は粕尾峠でおなかいっぱい。温泉へ向かう。県道333からR353へ、県道4を左折して県道34を右折。北橘温泉ばんどうの湯を探す。
前に一度連れていってもらったことがある。露天風呂や休憩所からの景色が好きなのだが、案内看板が少ない上に、大通り沿いにないから見つけられないでいた。今まではR353からアプローチしようとして失敗していたのだが、今日は県道34から行ったので左折の案内看板を見つけられた。ここからが最後の勝負。とある交差点で右側に、反対側から来る車向けに「ばんどうの湯左折」という看板を発見。交差点を通りすぎてしまっていたのでハザード出して路肩に停止。車がいなくなったのを確認してUターン。無事温泉に到着。もう覚えた。
ここは2時間300円。一人で風呂&休憩なら2時間もいない。十分。風呂も気持ちよく、景色も良く満足した。駐車場の車の台数の割に風呂が空いていた。車当たりの人数が少なかったのかな?
休憩所で帰りのルーティングをして出発。帰りは基本上武道路で、R17のバイパスない鴻巣・上尾エリアを避けるため、R125バイパスからR122を使うことにした。R122は昨年夏に道の駅はにゅうからの帰路に使っていい感じの道になっていた(蓮田の駅の踏み切りを通らなくてよくなっている)のを覚えていたための選択。
そして、その前の最後の寄り道が、新里の喫茶店、珈琲美流(字、あってるかな?)
テレビ朝日の人生の楽園と言う番組で昨年放送され、昨年のGWツーリングで探したのだが、定休日。火曜定休。今日はリベンジ。
店内は10席程しかない小さな店。ただし、20種類くらいの豆が焙煎されて瓶に入って並べられている。コーヒーは一杯350円、頼むとその瓶から豆をだし、挽いて、入れてくれる。温度もしっかり管理されており、熱湯ででてくるようなことはない。丁度いい温度で、すぐに飲める温度で出てくる。
一杯目は酸味系、といったらレッドマウンテンというのをすすめられて飲んだ。軽い感じ。朝にはいいかも。会話の友には丁度いい感じ。ファミレスとかのコーヒーに近いイメージ。
そしてチーズケーキを食べる。おやつも欲しかったのだ。
店内を眺め、2杯目をいただくことに。今度は路線を変えて、「コク」系ということでガラパゴスというのを薦められた。これも初めて飲むもの。感想は、「コーヒー飲んでる!!!」といった感じ。おやつの時間に、のんびり煎れて味わって飲む、そんな雰囲気があいそうな豆だった。
店は県道3号沿い、新里駅の信号のすぐ西、ベイシアの東である。
50分くらいのんびりして帰る。ルーティングは先に決めた通り。最初はトイレ休憩とヘルメット休憩で上武道路の、橋の手前のパーキングに入れるつもりだったが、ここまで喫茶店から20分。休憩する気にもならないのでスルー。
しかし、先に決めたルートではここ以外、休憩する場所はない。コンビニエンスストアになってしまう。R122まで順調に進み、騎西か菖蒲のあたりで一時間になったか、ヘルメット休憩をしたい。どうせならあのプリン、ということでファミリーマートを探すが一件もない。ごまかしながら走る。
結局、草加市内までファミリーマートはなく、それも、知っているファミリーマートによるために無理やりルートを変更しての休憩になった。ヘルメットを脱いで楽になった状態であのプリンで小休止。
16:30に喫茶店を出てこの休憩のみで、19:00に家に着いた。渋滞はR122とR16の交差点付近でしかなかったことを考えると、距離的にETC1000円の恩恵を受けられる距離ではないので(東北道は加須以北が対象)、オール下道も悪くはなかった。
走行距離は355km余り。朝の給油以降、給油はなく、またリザーブにも入らなかった。
やっぱりバイクはいい。

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