宿での朝食は8:00。食堂で食べるが、物足りない。聞くと、朝食も毎日同じものらしい。
素泊まりにする(駅前にはコンビニもある)か、連泊しない方がいい宿だ。
9:45箱根湯本発の旧道経由の元箱根港行きのバスでこの日の旅がスタート。
以前、伊豆にドライブに母親を連れて行ったときに、元箱根側から旧東海道に入って甘酒茶屋に連れて行ったことがあったのだが、甘酒好きの母親はすっかり気に入ってしまい、次の機会をうかがっていたのだ。
バスを下車して甘酒茶屋で休憩する。丁度屋根の葺替などをやっていてプレハブでの仮営業だったが、でてくるものは同じ。独特の甘酒を堪能した。餅も注文し、足りなかった朝食の足しにした。
旧道経由のバスは30分ヘッドなので、ここで1時間休憩し、一時間後のバスで元箱根港へ行った。海賊船乗り場に着くのだが、10分の待ち時間で桃源台行きの海賊船に接続している。小田急の箱根フリーパスは侮れない。というより、バスを中心にここまでダイヤをしっかり組んでいるのに感心した。
海賊船で桃源台で降りたのはいいが、次の行き先が見当たらない。まだ昼前。湯本経由小田原行きのバスで戻ることも可能だが、湯本に戻っても、駅前には日帰り温泉はないし、登山電車には昨日乗ってしまっている。フリーパスだけでは回れないが箱根園に行くことにした。
箱根園でまず昼食。海鮮丼を頼んだが、物足りないというより、新鮮味にかけた。シラスと桜えびとイクラが乗っていたが、どれも???な感じ。
そして駒ヶ岳ロープウェーで山頂へ上がる。そこらにおいてある割引券よりも、フリーパスを見せて割り引いてもらったほうが割引額が大きい。
山頂からは、初島も見え、かすかに伊豆大島なども見えた。
丁度晴れていたので、その他にも三島・沼津方面は見晴らしがよかった。富士山までは見えなかったが。
母親も叔母も足が悪いので、箱根神社へは行かず、ロープウェー乗り場周辺をうろうろしながら景色を眺めて記念撮影をする。
1本飛ばして2本目のロープウェーで箱根園に降りた。
休憩した。最初は、フリーパスが使える桃源台〜仙石原〜強羅〜湯本のルートのバスで戻ろうと思っていたのだが、桃源台に戻るバスが出たばかりで50分待ち。別料金を払って伊豆箱根鉄道バスで元箱根にでてしまい、元箱根から小涌園経由の小田原行きバスで湯本へ戻ることにした。
R1も車やバイクに乗らない母や叔母には新鮮なようだった。函嶺洞門は箱根駅伝の中継で見て知っていたので通りたかったと前から行っていたのでここだ、と教えたが、思ったよりも湯本に近いエリアだったので、もっと山の上の方かと思っていたと、箱根エリアの土地勘のなさを痛感していた。
湯本に戻って観光案内所に行って夕食の店を聞いたりしたが、運悪く水曜日、水曜定休の店が多いらしい。土日は店を閉められないから水曜日に休むのであろう。
途中で母と叔母がもう少し調べた後で先に宿に戻っているから、温泉に入ってくれば、と言ってくれたので塔ノ沢のひめしゃらの湯に行った。湯本から無料送迎バスがでているのだが、割引券の地図で近いと勘違いし、歩いていってしまった。よく見れば最寄り駅は塔ノ沢、一駅先。道路の傾斜は登山鉄道の80パーミルよりも急。途中で送迎バスに抜かれるもバス停手前だったので乗れず。汗をだらだらたらしてようやく温泉にたどり着いた。
宿にも露天風呂はあるのだが、崖と林と屋根があり、解放感がまったくないのでなっとくいっていなかったのだ。ひめしゃらの湯も案内所などにある割引券より小田急フリーパスの方が割引額が大きい。
風呂は中に一つと露天。内風呂はジェットがついていて背中と腰が気持ちよかった。そして待望の、「空が見える露天風呂」へ。すいていたのでのんびりはいる。疲労困憊で到着した上に、のぼせそうになったので、わきにあったベンチに寝そべって休憩。これが気持ちよかった。
体が冷えて楽になったところで露天だけもう一度つかる。一時間ほど温泉を堪能して温泉を後にする。帰りは当然無料送迎バスを利用。15分間隔で運行していて、箱根湯本駅まで、3分で走る。そこを歩いたのだから、しかも急勾配を、ただですむわけはない。気持ちは良かったが足と腰に疲労が残ってしまった。
宿で親と合流し、夕食の店を決定、食事に出た。
食後は7-11で酒とつまみを購入し、部屋で飲んだ。第三のビールの500缶を2本買ったのだが、隣にいた外人客が「ビール」を買っていたのでなんとなく敗北感。
しかし、第三のビールなら500缶2本にチーズ鱈を買って600円。前の晩に宿の食堂で飲んだ生ビールが650円。もちろん満足感はこの日の方が上だった。
23:00くらいまで談笑して寝た。この日もiPodを聞いたまま気付いたら寝てしまい、途中で止めて朝まで寝た。
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