箱根旅行(3日目)

旅行も早いもので今日で終わり。
箱根エリアをじっくり観光したわけではないが、通過すらしていないエリアというのも、関所周辺と、仙石原くらいしか残っていないので、小田原に行くことにした。
素泊まりになっているから、宿では朝食は出ない。チェックアウト後に駅前の喫茶店でモーニングを食べた。好みの飲み物にトーストとスープのセットだ。
そして、小田急の車両に乗って小田原までショートトリップ。この区間で、登山鉄道の車両に乗れなくなってしまったのも、珍しい三線軌条が入生田車庫までになってしまったのも寂しい限り。
小田原で降り、帰りの特急券を確保、15:35小田原発、16:49新宿着のはこね28号で帰ることにした。早すぎても楽しめないし、これ以上遅くしてしまうと、新宿から自宅の間でラッシュに巻き込まれる。足が悪くて、お土産など大きな荷物を持っているからラッシュになる前に帰りたいのだ。
見学は小田原城。天守閣の前までは行ったが、見学料払うほどの価値はないと判断。休憩だけした。象と猿しかいなかったが小さな動物園的な面もあり、なかなかの場所。平日のせいもあるのかもしれないが、箱根・小田原通して、日本人よりも外国人の方が多いような気がした。
お昼に駅前に戻り、さくら水産でさしみ定食ランチで昼食。650円。モーニングより安い。ライス・みそ汁お替わり自由で生卵・海苔・ふりかけが使いたい放題。入れ替わりは激しいがいい昼食がとれた。
その後はお土産の物色。車ではなく電車・バスでの移動になるからここまでほとんどお土産を買っていなかった。自分は買わなかったが、母と叔母はそれぞれに、数を数えながら、いろいろ考えながらそれぞれお土産を買っていた。
駅構内に戻って喫茶店で一時間近く時間を潰す。そもそも、観光地を回って観光するのも目的には入っているが、母と叔母が、旦那からはなれたところで、いろんな話をするという目的もあるので、こういった時間も決して無駄ではないのだ。
15分前位にホームにおりてホームのベンチでVSEを待つ。行きの車内は活気があったが、帰りの車内は寝ている人が多い。
私の指定席にどっかのおやじが寝ていたのでそこ私の席ですと行ったら慌てて立ち上がり違う適当な空いている席に移った。3人分の特急券を買い、二人並びと窓側の3人分だったから通路側の人で相席なのかと思ったが違った。
行動からして、「特急キセル」の可能性が高いと見て、車掌が回ってきたときに報告しておいた。
その後もその男はうろうろし、車掌の移動に会わせて車掌のいない車両の空席を渡り歩いたようでやはり確信犯のキセルだ。今は、指定券の売り上げデータを端末に持っているから、空席のはずなのに座っている人がいれば声をかけるが、昔のように検札はしない。だから、目を盗んで移動を繰り返せばキセルできてしまうのだろう。
親は余計なことをいうな、と言ったが、鉄道を愛する一人の人間として許せない行為だから車掌には報告した。効果はなかったようだが。
結局、定刻に新宿に到着。叔母とわかれ、自宅に戻った。
足の悪い母親のペースに合わせての行動の上に、荷物を最小限に減らしたから疲れないはずだったのに、昨日の温泉までの徒歩で体力を消耗したようで、結構疲れてしまった。でも楽しい旅行だった。

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