箱根旅行（1日目）

母親が、妹（私から見れば叔母）と旅行に行きたいというので引率。
小田急箱根フリーパス（3日）券を使って二泊三日の行程。
交通の手配は私が行い、宿は母親に確保してもらった。余計な荷物を置いておけるため連泊での予約にしてもらった。
叔母は離れたところに済んでいるので、小田急の切符を郵送しておき、小田急のロマンスカーホームでの待ち合わせ。無事に合流して出発となった。
新宿10:00初のＶＳＥによるスーパーはこね号での走行。下北沢辺りまではカーブが多かったり工事区間だったりしてペースが上がらないが、梅ヶ丘からの複々線区間で一気にペースアップ。その後も、相模大野、本厚木、新松田と通過するごとに一般列車が減るためペースは落ちない。
小田原で唯一の途中停車。家を出るときは降っていなかったが、ロマンスカーの途中からは雨になってしまった。
箱根湯本に到着。そのまま反対側のホームに止まっていた箱根登山鉄道の電車に乗り換える。
学生時代に強羅から箱根湯本まで乗ったことがあったが、箱根湯本からの登坂は初めての経験。
80パーミルは伊達ではない。社内を見渡すと、短い車両の前後で高低差がついているのがはっきりとわかる。うなりを上げて、3度のスイッチバックを行い、強羅まで上った。登坂の方が迫力があった。
強羅でお昼になったので下車して昼食にした。下調べなどしていないので、駅前をうろつき、適当な店に入って食事を済ませた。
予断だが、行きに東京メトロ主催のウォーキング大会が来月あるらしいのだが、郵送による申し込みが必要で、17日金曜日必着。帰宅してから送ったのでは間に合わないので、強羅駅前の郵便局に走り、申し込みはがきを送った。間に合っているといいのだが。
食後はケーブルカーで登る。ここからは未経験の領域。勾配表示は普通の鉄道と同じものがあったので見ると、１３３パーミルとか160パーミルと表示されている。さすがはケーブルカー。運転士は乗車しているが、結局はケーブルを動かし、2車両がつるべに動くだけなので、運転操作はせず、ドア操作と安全確認しかしない。
さらに、早雲山からロープウェーで大涌谷へ行く。母親が学生時代に地獄谷を見たからまた行ってみたいといったからだ。しかし、雨で強風。私はスキー場のリフトでもっと悪条件を経験していたから全く怖くなかったのだが、母親や叔母は結構揺れるのが怖かったようだ。観光用に地獄谷の上を通過するときはペースが落ちるので、そこで風で揺れるからますます怖かったようだ。
大涌谷では駅舎の建物からでなかった。外を見るとビニール傘を差した人が台風の中を歩いているように傘をひしゃげて歩いているから出なかった。
展望レストランでコーヒーを飲んで休憩するが、雨の湿気で窓が曇り、悪天候で視界はなく、「無展望」レストランになってしまった。このレストランは箱根フリーパスでの割引が受けられる。
個人的にはロープウェーを全線乗りたいから桃源台に向かいたかったが、戻ろうという話になり、同じルートで箱根湯本に戻り、湯本駅前のかっぱ天国という宿にチェックインして休憩した。
正直、宿としては薦められないので行く人は覚悟して行ってください。
夕食は鉄板焼き。鳥肉と豚肉と野菜。椎茸さえない。あとイカがあった。
連泊なので次の日の夕食は？と聞くと、「365日これです」と言われ、3人で顔を見合わせてしまい、部屋に帰って笑うしかなかった。
結局、連泊のままにしたが、2泊目は素泊まりにした。箱根湯本駅前なので、飲食店が結構あったのが幸いした。
部屋でビールやコーヒーを飲み、11:00くらいにiPodをききながら落ちるように寝てしまい、途中で起きてiPodを止め、また朝まで寝た。