日本史サスペンス劇場

プラス1の最後に陣内が出て番宣をしていたので見た。安田講堂モノというのに興味があったので。少し前にWikipediaで関連記事を読んだがモノがモノだけに深く書かれていないのでいい機会だから見た。40年前になってしまったようだし。2時間枠とは知らずに見たので途中で飽きてしまったが。
序盤はいい感じ。時代背景とか、事前の事件に触れたり、と自分が生まれる前のことだけに必要な情報だった。機動隊が出るまでの流れに触れたのは事件だけを振り返る内容だと紹介されない部分なので自分にとっては新鮮な情報だった。
ただ、番組後半は単に「戦争」の時間経過を紹介するだけになってしまい、最後も佐々さんのコメントにロールを重ねて終わってしまったのでだから何?という感じになってしまった。ドキュメント番組にありがちな無用なコメントは不要だけれども、もう少しメッセージ性があってもよかったかな、とは思う。
1時間枠に抑えて当日までと結末だけの内容の方が締まって見えたのではないか、そう思う。
何人か、当時の学生の人のコメントが出ていたが、国会議員になったという女性(名前忘れた)以外はその後の職業などが一切出なかった。逮捕されたら、その後は、という振りが劇中に結構あったので、本人が承諾するのであればその後をテロップだけでも紹介してもらえたらよかったのに。調べればわかるのだろうけれども、番組だけで完結するような流れが望ましい。

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