F1 2008シーズン回顧

昨日の記事では過去ばかりを書いてしまったので、今日は今シーズンを自分なりに振り返ってみようと思う。
今シーズンの始まった頃の記憶をたどると、マシンのポテンシャル的にはフェラーリが抜けているという評価があったような気がする。開幕戦こそこけたものの、その後はマシンのポテンシャルを生かしていたような記憶がある。ハミルトンが開幕戦で優勝した後モナコまで勝てなかった事実もある。
その中で、マッサはシーズン序盤にいろいろとミスをしていた。マレーシアでスピンをしたりとECUの標準化で挙動が変わったマシンに対応したアクセルワークが身についていないような印象だった。それでも相性のいいバーレーンやトルコで勝てたのは相性がいいことで気持ちよく走れたのでマシンのポテンシャルが最大限に生きたのだと思う。
Wikipediaのアロンソのページには、今シーズンの終わり6戦でもっともポイントを取ったドライバーという記述があった。後半のもつれはルノー・アロンソのパフォーマンスアップもあったのであろう。
あと、マッサが6勝してチャンピオンになれない不思議、とか一番勝利数の多いドライバーがチャンピオンになれないのがおかしいという意見も見受けられたが、そのような例は過去にいくらでもあり、勝利数よりも安定した入賞・ポイント獲得がチャンピオンに有効になることは過去のチャンピオンについて調べればすぐにわかることである。
http://ja.wikipedia.org/wiki/F1世界チャンピオンの一覧
これで過去のチャンピオンについて多少は調べてから評価して欲しいな。Wikipediaの信憑性を疑う人は図書館や書店にでも行けばよい。

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