電車に乗っていて思った

今朝、通勤の電車に乗っていて思ったこと。
ラッシュはないので座っていたのだが、途中駅で乗車してきた女性一人が座れずに隣の車両に移って行くのが見えた。
周りを見た。7人がけの座席。向かいには5人しか座っていない。荷物を座席に置いて一人分スペースからはみ出して座る人、体格が大きくはみ出す人、ゆとりを持って隣との間隔を持つ人。それぞれ。
ふりかえって自分の座る側はどうかと思ったらやはり5人しか座っていなかった。同じか。
なんでだろう?と考えて座席の中央のポールに目が行った。最近よくみる、7人用座席を3人分と4人分に仕切るもの。これが原因のようだ。
ラッシュでもない限り、自分を含めて座るときには隣の人との間隔をキープする。自分の領域を確保しようとする本能の部分だ。昔からある区分が全くない7人用座席では隣との間隔を確保しても間隔を調整すれば6人座れる。
しかし、ポールで仕切られたら状況が変わる。3人の領域には余裕を持ったら2人しか座れない。4人のところでは3人だ。合わせて5人。状況とあっていた。
電車の座席は腰の幅、尻の幅で考えられているから、肩幅で座ると絶対的に幅が足りない。尻だけ入れて前傾姿勢をとって腿や膝の上に肘をつけば大丈夫だが今時そのような座り方をするような人もいない。また、年配の方で背中に荷物を背負う人に多く見られるチョンがけ、これでも大丈夫だが、ラッシュでは立っている人と干渉するから不適切。
結局、狭い思いをするか、定員分は座れない状況になる。先日も遭遇したが、狭い場所に無理やり後から座ってきて自分の幅だけ主張して人の腰や脇に肘を押し込んでくる人もいる。困る。こういう状況の場合は背が低い人のほうが有利だ。私は183cmとそれなりの身長なのだが、普通や小柄な身長の人に負ける。理由は関節の間が短くなるから、自分の関節を相手の肉の部分に当てることができ、ゴリゴリすることで攻撃ができるからだ。反撃はできない。
雑多になってしまった。結局、シートの設計を見直すしかないと思うのだが。無理だろうな。世の中悲しくできている。今月頭に乗車した東武特急スペーシアや会津鉄道AIZUマウントエクスプレスのシートでさえ横幅が足りずに座りの悪い状況を余儀なくされたのだから仕方ないか。
ーー追記ーー
こんなことを昼間に書いて帰りの電車に乗った。帰りにJR東日本のE231系に当たった。これがまた最低だと思った。
ポールで7人用の座席が、2+3+2に区切られている。これではラッシュの時間帯以外に隣の人との干渉を避けて座ることのできる人数は4人になってしまう。定員着席がすべてではないと思うのであるが。

コメント