カイザーベルク穂高にはたくさんビデオがある。各部屋にはテレビとビデオデッキがあり、ビデオは自由に見ることができる。
今日は、テレビ番組にあまり見たいのがない日なのでビデオを見ることにした。過去に泊まったときには見ていない。
チョイスしたのは88年のF1。もちろん、バイクのビデオもあるのだがあえてF1にした。88年にしたのはターボF1の音を楽しみたかったのと、セナの活躍が見たかったため。ベルギーGP、イタリアGP、日本GPを見た。ベルギーは先日今年のレースを見たばかりなので比較できて面白かった。イタリアはこの年唯一マクラーレンが負けたレース。日本はセナがスタートでエンジンをストールさせでも追い上げて優勝してチャンピオンを決めたレース。どれも懐かしい。
さらに89年のオーストラリアGPがあったので見ることにした。伝説の雨の中嶋、日本人唯一のファステストラップを記録したレースだ。
ドライバーが若いのと、今はなくなってしまったコンストラクタがたくさんいて懐かしい。マーチ(レイトンハウス)、ロータス(キャメル)、ローラ、アロウズ、ザクスピード、リジェ、ダラーラなどなど。
今のと単純に比べるのはできないけど、見始めたころのルールなのでわかりやすい。速いドライバーが速く、速いマシンが速い。ピットインも給油もない。非常にわかりやすいレース。自分にはこういうレースの観戦が性に合う。
今のマシンと違ってドライバーズエイドがないので、コックピットのドライバーがなんとなく浮いてみえる。ドライバーの位置も今より前に寄っているように見える。懐かしいな。はまる。
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