ルーズリーフとペンの相性

昨年からA5のルーズリーフを使って日記のようなものを書いている。

内容は単純な行動から、その日の思い、体調などその日によって変るけれども、ネットには書けない内容、ネットで晒すほどのことのない内容がほとんどである。

書き始めは無印良品のA5ルーズリーフ横罫に油性の黒ボールペンを使って、1日あたり片面くらい書いていた。その後、青ボールペンにして、万年筆を使うようになり、ローラーボールも仲間に入り、書くことが多い日には4ページ(2枚両面)から5ページくらい書くこともたまにある。平均したら毎日2, 3ページくらいか。

今年の4月からは一ヶ月ごとに使うルーズリーフを変えて、書き心地などを比べてどれを最終的に選ぶか決めようといろいろやっている。

昨年までは無印良品のルーズリーフ、今年の1月~3月はマルマンジウリス横罫、4月がコクヨしっかり書ける横罫A、5月がコクヨさらさら書ける横罫A、6月がマルマン書きやすいルーズリーフ横罫A、今月はコクヨのさらさら書けるキャンパスルーズリーフ(旧製品か?ノ-H806Aというもの)を使っている。いろいろと違いは見えてくる。

無印良品のルーズリーフを使っていた頃は比べていなかったので記憶がない。ジウリスはその厚さと表面の滑らかさによって、ものすごく書きやすく、特に当時は万年筆だけを使っていたので相性は抜群で、書く量が増えた。

コクヨのしっかり書けるシリーズは、ペン先が引っかかる感じがして、逆に書く量が減ってしまった。これは100枚入りをそれぞれ買って、一ヶ月使った後の残りの量を比べて明らかにこのルーズリーフだけ残りが多いので分かるのであるが、使った後でWebサイトでそのキャラクターについて詳細に調べた結果、そのような性質のものであったとわかり、単純に自分の用途に合っていなかっただけと判定した。何かの思考についてのメモなど、書く量が少なく、各ペースが遅いものであればこの紙のキャラクターを生かせたかも知れない。

コクヨのさらさら書けるシリーズは、しっかり書けるの次に使ったせいもあって、そのキャラクターから万年筆のペン先が流れるように書くことができて、書く量が元に戻った印象である。紙はそれなりに厚手なので、ローラーボールやインクフローのよい万年筆でも裏抜けなどはしなかった。ジウリス以外ではこの時点では最高評価だった。

マルマンの書きやすいルーズリーフは、コクヨの2つと比べ、片面辺り1行多い。日記の用途ではこれは重要である。書き心地はコクヨのさらさら書けるに近い感じでどんどん書ける印象。ただし、若干紙が薄いのか、万年筆での裏抜けはしていないが、トンボのZOOM505の水性ボールペンで書いた時だけは裏側から字がある場所が明らかに違って見えるというそれまでにはない現象も出た。手持ちの万年筆限定であれば快適なルーズリーフに違いはない。

今月使っているコクヨのルーズリーフは、さらさら書ける、と言ってはいるものの、現在店頭で見かけるさらさら書けるシリーズとしっかり書けるシリーズの中間くらいの書き心地である。他のルーズリーフではインクフローが潤沢気味(にじんだり裏抜けしたりはしないレベルだが)のペンであればすらすら書ける。ローラーボールも問題はない。ただし、細字で、カリカリとした書き心地の万年筆や、パイロットハイテックCコレトの0.5mmなどで書いていると引っかかる感じがあり、時々かすれたりする。これも紙質であろう。ただし、このルーズリーフは日付けやページ番号を書く欄が上部になく、マルマンと同じ25行なのはいいところである。

ここまで比べたので原点に返って無印良品のとマルマンジウリスを使い、手持ちの全てのルーズリーフを比べて、今後どれを新たに買い足していくのかを決めていきたいと、考えている。と言っても今持ってる分だけで何年日記書けるのだ?という枚数残っているのだけれども。

コメント