ヘッドホンアンプ製作

前から狙っていた秋月電子通商のヘッドホンアンプキットを買ったので組み立てた。まだ調整が必要な状態ではあるが、音は出ている。

元々カーステにLINE入力させるためのiPod用Dockケーブルを流用してDock端子からヘッドホンアンプに音声入力して、最近普段使いにしている密閉型のオーバーヘッド・ヘッドホンを使っている。外ではなく家の中でボリュームを上げていく。明らかに今まで聴こえていなかった音が聴こえる。ALACのファイルはもちろん、256kbpsのAACであっても。全然聴こえ方が違う。って、AKB48しか聴いていない状況でわかるレベル。ヘッドホンも4000円くらいのだから、アンプもヘッドホンも金かけたらどうなることやら。

ヘッドホンアンプキットは、秋月のキットにしては難易度はやや高といったところか?部品点数は非常に少ないのであるが、プリント基板のパターンが細かい。しょっちゅうハンダゴテを握っていた頃ならともかくご無沙汰になってしまった今となってはすこし厳しかった。まだ不完全なようで接触不良が起きるので明日分解して見なおさなければいけない。

以下、キットに関して幾つか補足。

  • 標準では単4電池ボックスが付属、単3・単5も可、と記載があるが、専用ケースには単3ボックス4本分はどうやっても入らない
  • 組み立て説明書の誤り。サポートから返事をもらったが、サスペンド・ミュートという機能・スイッチはない。ハンダ付けが完璧なら、ボリューム(可変抵抗)を取り付けるとそれがON/OFFスイッチを兼ねる
  • LED、電解コンデンサの配置に注意が必要。プリント基板サイズをギリギリまで詰めているので、よく見ないとショートしていることがある。私のはこのパターン。ハンダ付けができていても動作しない

現状、入力・出力のジャックに接触不良が発生する刺さり具合/角度があるようでケースへの基板の固定か、ジャックのハンダ付けをやりなおさないといけない。これは喫緊の課題。

ケースの中で単4電池4本分の電池ボックスが暴れるので、両面テープでケースに貼り付けたほうが後々いいのではないかと思われる。

基板-電池ボックスの間のケーブルをカットしないで組んでしまったけれども、長い。ケースに合わせて切ってから基板につければよかったと思っている。

電池交換のたびに、ケースのネジ4本を外さないといけない。スペース的に厳しいけれどもNiMH電池を入れているので、iPodとかノートPCみたいに充電回路内蔵にできないか?とか考えている。

自分用ならケースは買い直す必要ないけれども、基板だけなら4200円(3点セット6700円を買ってきた)だったはずなのでいじって壊したらまた買えば、くらいにも考えている。

流用したケーブルはシガーソケットに行っていた充電(電源)ケーブルをカットしている。ここに12Vの電源をつなぐとFirewire充電可能な機種であれば、iPodを再生しながら充電できるのでケーブルの加工も考えている。nanoなどUSB充電のみのモデル用なら、あきばおーで1050円で同等ケーブルをみつけた。汎用のUSBバッテリーは手持ちがあるのでそれも使える。

と、ヘッドホンアンプで色々遊べる。っていうか大きい音が出せるのがいいな。スピーカーよりも。外出用に密閉型を使ってるけど家用に開放型が欲しくなってくる。

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