普通に使っていても充分楽しいし便利。
ただ、やはりハードウェアとかインタフェースとかに興味が及ぶ。純正のUSBケーブルで繋いだだけのカーステから制御ができるのだからそれほど複雑ではなさそうなことは想像できる。
ネット検索してみると、やはりいろいろやっている人がいる。Dockケーブルから信号線引っ張ってPCやマイコンにシリアル接続すると制御できるらしい。
カーステのように、本体のボタンを無効にしてのコントロールが可能なばかりか、例の
接続を解除できます
な画面を自分で作って設定することもできるらしい。
普段、PioneerのDEH-P610というデッキにUSB接続して2G nanoか5G iPodを使っている。制御はデッキからできるし、スキップやプレイリストの選択、そこからの曲指定もできる。日本語も完全に表示できるなかなかのすぐれもの。ただし、不満がないわけではない。
・ポーズできない(ソース切り替えがUSBになっていると強制的に再生される)
・3G iPodが使えない
・液晶が小さいので情報量が少ない
あたりが不満。特にポーズできないのは不便。ファンクションの切り替えで代替できるが、今の私の使い方ではiPod→NAVI→Tuner→iPodと回るので戻すのが面倒というのもある。
3G iPodは今日初めて繋いだ。デッキ側はUSBデバイス無しの表示、iPodの液晶は「接続を解除できます」の状態に。当然再生はされないし、3G iPodの仕様上、もちろん充電もされない。
液晶の問題は、1DINのデッキなのでタグの情報がすべて一行に表示できないのは仕方がない。しかし再生開始時の表示をスクロールしてしまうので曲が始まった時に画面を見ると曲名が見えない。当然運転中のことが多いから長時間画面を見るわけには行かない。曲名などは途中から見てもわからず、イントロと曲名のはじめの部分がわかれば問題ないと個人的には思うのだが。
で、不満ばかり言っていても面白くないので、自前で制御できないかを考えたわけなのだ。シリアル通信は社会人になった頃に仕事で扱ったことがあるのであまり問題はない。OSと開発言語の選択が問題か。あとは実行するハードウェアをどうするかとインタフェースボード(ケーブル)の工作の問題だ。
工作はDockコネクタが若干細かいのを除けばあまり心配がない。開発環境は余ったノートPCを使えばいいだろう。そのまま車に持ち込んでも真夏以外は問題なさそうな感じもする。
余力と予算があればPICにでも移植すれば工作も合わせて面白いかもしれない。
操作するボタンを基盤などから引き出してステアリングホイールにでもつければ、最近の車に多いインタフェースが実現できるかもしれない。長期的に遊べそうなネタかもしれない。
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