ふと、思った

日テレをつけると、Club World Cupのダイジェスト?見たいなのを放送していた。
M-1とエチカの鏡を見ていたから決勝の中継は見ていない。さんまの選んだベストプレーということで決勝でのルーニーのゴールシーンが映された。
これを見てふと思った。カメラがボールを追っている。アップになっている。最近スポーツ中継を見て思うのだが、すべてがアップでの撮影になってしまっていてカメラを振る、目が疲れる。
それだけならいいのだが、全体が見えないからそのプレーが本当にすごいのかが見えない。サッカーのゴールシーンであればディフェンスやキーパー、ゴールマウスの位置と動きが見えてシュートがわかるからすごいかどうか感じられると思う。
好きなバレーボールもアップでばかり映されては速いプレーとか言われてもそのすごさがいまいちわからない。コートの広さをどれだけ有効に使えているのかそれが全体像で見えるから、相手選手との動きのスピードの差が見えるからすごさが感じられるのだと思うのだが。
先日、フィギュアスケートのGPファイナルを見ていたときもそう感じた。動きをアップで追うから断片的にしか見えない。ジャンプばかり見せられているような感じがした。リンクの広さとその中でどれだけの動きがあってどのくらいのスピードで滑っているのかがわからなかった。また、女子選手のメークは広いリンクの中で審判にアピールできるようにいわゆる「厚化粧」になっているからアップで見続けて美しいと思えるものとは限らない。
書いていて気がついた。自分は生観戦があっているのだと。機械があったら女子バレーのVプレミアリーグでも観戦に行きますかな。

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