F1を振り返る

さて、ハミルトン批判が高まってなんとなく嫌なので、最近の偉大だといわれるチャンピオンについて調べた。といっても文献をあさる時間も金もなく、手軽なWikipediaで済ませた。万全ではないが、ないよりはいいだろう。
アイルトン・セナとミハエル・シューマッハを呼んだ。他にも読んだが、最近名前をよく聞くのでこの二人にした。
ハミルトンの抜き方について、ぶつけられそうだ、とかフェアでないとか、危険だとか、安心してバトルできないとかの批判が出る。そこでセナのエピソードなどを振り返った。
セナのF1デビューは1984年のトールマンから。24歳、すでに今年のハミルトンより年上。翌年からロータスに移籍して、88年にマクラーレンホンダに移籍してチャンピオンを取ることになる。ジャン・アレジとのアメリカGPでのバトルをあげる人も多かったが、あのレースは1990年なのでセナはすでに30歳、ハミルトンはおろか、今年のアロンソやライコネンよりも年上だ。今ならベテラン、ある意味綺麗なレースをして当たり前だろう。
さらに、セナは1989年の鈴鹿でのプロストとの接触の件で危険なドライバーとの評価を受けてライセンス発行の危機にまで陥っている。決して安全なドライバーではない。
シューマッハについても抜かれるときに蛇行してブロックをしたという事実が記載されていたし、私も記憶している雨のベルギーGPで坂を駆け上がるときにウォータースクリーンの向こうにいたクルサードに追突、相手ピットに殴りこむという暴挙に出たこともある。そもそも、シューマッハはレース戦略で前に出るパターンを得意にしていたドライバーでコース上で抜くというイメージは少ない(そのようなシーンがなかったとか遅かったということが言いたいのではない)。
要するに、ハミルトンへの批判は過去のチャンピオンドライバーを不自然なまでに美化して晩年の印象から比較しているのであって、チャンピオンになった頃、デビュー間もない頃の様子を比較して批判しているわけではないということ。速いということはやはり、危険なのである。

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