漫画「地震は予知できる」の市長の発言

山田貴敏先生の「アクシデンツ」の最終巻に収録されている、「地震は予知できる!」という作品がある。

本編同様好きな漫画である。

少し前までJコミで無料で読めたので、そこから引用すればよかったのであるが、文庫版が出ることになったのでJコミでの公開が終了してしまった。そのため、引用できなくなった。

この作品を思い出したのは、先日の東京の雪予報空ぶりに対する都知事殿の発言が気に入らなかったからである。

この作品で、ピルゴス市の市長に主人公が地震の予兆があると言いに行くシーンがある。よくわからない学者が雨の中ずぶ濡れになって入ってきていきなり「地震が来る」と言い出す。

すると市長は、

「もういい!」

と話半ばで詳細を聞かない。そして、

「こんな時間に、それも今日初めて会った私を信じてくれるのか?」

という主人公に対して、

「おかしなことを言う先生だ。
もしあんたの言うことが大ウソなら、こんな大雨の中こんな田舎町に、
わざわざわしをだましにアテネから来たバカがいたと笑えばいい。
だが、もし本当ならこのピルゴスの町の一大事だ。
市民の命を預かる市長としてどう行動すべきだと思うね?」

と返して作業を手伝う。

イタリアでも最近、地震に関する学者叩きがあった。
東京の大雪予報が外れたらオオカミ少年扱いされる。

何もなかったらセーフ、と胸をなで下ろせばいいのであって、備えなければもしもの時により最悪なことになる。

まぁ、ここまでの人はいないだろうけど。

未読の人は是非再刊された文庫を買って読んでみてください。

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