和歌山ツーリング

明日から関西の友人たちが四国へ一泊二日のツーリングに行くというので参加させてもらうことにした。前日の今日はその大阪の友人宅へ泊めさせてもらう。夜までに大阪へバイクで移動というのが今日の目的。
ただの移動で終わらせるのももったいないので、ソロだし、今まで行ったことのない和歌山県にとりあえず寄っておくということにした。
朝一時に家を出た。最初は、ETCの深夜割引が適用される四時までに東名・東京料金所を通過すればいいと思っていたので二時半まで仮眠するつもりでいた。しかし、深夜番組漬けの今の私には無理な話だったので休憩しながら走ることにし出発してしまった。
首都高で工事渋滞。ぎりぎりの出発だったら間に合わなかったかもしれないと胸をなでおろしながらすり抜けで先を急いだ。東名に入って足柄SAで最初の休憩。屋内に入るとオリンピックの男子バレーの放送をやっていたので夜食をとりながら観戦した。一時間半ほど休憩した。
道路情報に富士ICまで渋滞の上に雨とあったので半信半疑ながら荷物に雨カバーをかけ出発。確かに渋滞は発生していて、雨は降らなかったものの沼津〜富士間は路面がウエットだった。
予定外の富士川SAで休憩。非常に眠くなったためで長めに休憩した。ベンチで仮眠を取ろうと横になったが、横の照明に虫が集まってきてしまい、五月蝿かったのであきらめてコーヒーで眠気覚ましをして出発した。
巡航スピードを80〜100km/hに抑えてマイペースで走る。お盆の渋滞が始まったせいもあって早朝でも車が多い。日の出を迎えて朝食の時間帯に浜名湖SAに到着。食事は手持ちのパンで手短に済ませた。夜が明けたので写真をいくつか撮影して出発した。
伊勢湾岸道に入って刈谷PAで休憩。トイレと水分補給。350kmほど走っていて燃料はリザーブにまだ入っていなかったが念のため給油しておいた。さらにえびせんの売店で大阪の友人への土産を購入した。この売店、以前も利用していたのだが朝の七時台に営業しているすばらしい店だ。
東名阪に合流するところで渋滞。合流手前から合流後まで渋滞。ここまでひどい渋滞がなかったが、夜は明け、名古屋圏の車も入ってくるこのエリアでは仕方が無い。亀山PAでの休憩は八時半前。まだ早い。せっかく和歌山に行くので本州最南端の潮岬へ向かうことにした。
東名阪から伊勢自動車道へ、さらに分岐を尾鷲方面へむかう。後はひたすらR42を走っていく。三重県内のR42には非常に道の駅が多い。休憩には高速道路並みに困らない。ただし、抜け道は無く、他に行き先を変更することもできず、流れにまかせるしかない。
道の駅海山で昼食にした。まだ11時半くらいだったのだが、朝食をまともに採っていないことと、ここにはゆっくりできる休憩室があったので長い休憩にした。
やっとの思いで新宮市から和歌山県に入るが、小雨の雨。ここへ来るまでにも脅かし程度のぱらつく雨に遭遇していたので雨対策をしないで粘っていたら本降りになった。メッシュジャケットは濡れても乾くし、パンツはジーンズではなく雨OKのツーリング用なので服は問題ない。ウエストポーチをリアバッグに逃がしてリアバッグに雨カバーを装着した。自動車専用道路のバイパスを抜け切る直前くらいに晴れて雨がやんだ。ピンポイントだったようだ。
その後は雨にもあわずR42を淡々と車の流れで走り、ついに串本町に到達。潮岬のある町だ。岬方面へ曲がり、まずは大島方面を巡る。駐車場にバイクを止めカメラを持って灯台まで散策。時刻は14:45くらい。写真を撮り、トルコアイスを食べた(いうほど粘ったり伸びたりしなかった)。その後潮岬へ向かう。
潮岬灯台の前までバイクは乗りつけられる。車と違い駐車料金も発生しない。灯台の見学料は200円。灯台は本当に実用的な灯台なので上がれたり見学できたりはするのだが、「本州最南端」のような看板はない。この表記はその後道沿いの駐車場の入り口を通過時にみつけた。
灯台の見学を終えた15:40、大阪の友人宅へと向かう。R42を北上し、南紀田辺から阪和道に入り阪神高速を使って友人宅へ向かう。R42は快適な走行。西日がきつく普通のシールドではまぶしくて困ったが、遅いバスやトラックだけをピンポイントでかわせば他は車の流れで充分だった。
阪和道は海南まで対面通行。そこで渋滞発生。3連続トンネルでの渋滞はひどく、サウナ状態。2kmのトンネル、数珠繋ぎの車列、ファンの回らない環境、すり抜け不可。疲れた。
海南での渋滞を抜け、ペースをあげて先を急ぐ。記憶は確かで、2年前にお邪魔したときの記憶を頼りに立てたルーティングの通りの走行で無事に到着した。19:30到着。今日の走行距離は900km弱だった。昨日まで3200kmしか走っていなかったのに。

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