カノッサの屈辱

オープニングからして懐かしかった。すべての感覚が18年前に戻る(スペシャルは一度も見ていないため)。
教授が亡くなってしまったのが残念なのだが、マッキーは健在だ。
ストーンヘンジから始まって、公園を「遺跡」と言ってしまうあたりがすばらしい。
この番組を楽しむには、必要最低限の歴史の知識が必要だ。パロディをそれとわかるだけの、元の言葉を知らなければならない。
まぁ、今回は、中学程度の日本史でほぼ大丈夫だったのであるが。
一つだけわからないのがあった。ビデオを見直さないと言葉が出てこないのであるが、MR2を紹介したところででてきた、「後部座席...」というもの。これの元がわからない。
プレリュードやファミリアを「性能は二の次、格好が大事、目的は走りではなくデート」と言い切ってしまうところがまたいい。最高。
後半は少し駆け足になってしまった。ネタ的には45分、ないしは60分でもいけそうな気がした。最後の5分で20年を駆け抜けたのだから。
コンセプトが変わっていないのなら、非常に勉強になる番組だ。パロディにしていても、史実は基本いじらないから。スタッドレスがミシュランから来たとか、知らないこともある。
スキーブームの話などは時代背景からして納得。関越自動車道の全通を「五街道成立」としてしまうところがまたすばらしい。
こんな番組が毎週放送されていたあの頃はすごい時代だったんだなぁ、としみじみ思った。

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