これが、実に単純で、毎日使うもので、なおかつ、データの取得・操作が簡単だからである。
使わないプログラムは、バグや要望が見えない(よほど出来がいいものでない限りユーザは自分一人から始まる)ので使うものでないと改善していけない。改善していけないものは、動くようになった時点で終わりになってしまう。これでは意味がない。
TwitterはOAuthの認証の仕組みとライブラリの使い方を理解してしまえば、データの取得はあまり難しいものではない。HTTP通信のプログラムを一度でも書いたことのある人間なら間違いなく書ける。使うOAuthライブラリによって難易度やクセが違うのでここが難しいところだとは思うけれども。
取得データも、JSON, XMLなど基本的に4形式用意されているので、自分がパースできる形式を選んで取得すれば、自分のプログラムのモデルに選んだ形にバラして格納できる。ここも全く問題ない。
Twitterのアプリを作る一番の理由、またTwitterのアプリがたくさん世にある理由は、やはりUIの部分だろう。APIで取得できるデータはブラウザで見ることが出来る。逆に言えば、ブラウザが使えるのであればわざわざTwitterの専用アプリを使わなくてもTwitterできるわけで、そこに落とし所があるわけだ。
ブラウザを他の用途でバリバリ使いまくっている場合はわざわざTwitterの為に切り替えるのも面倒だろう(タブブラウジングが主流の現状でタブが多数開かれていてタブを切り替えるのを想定)。別アプリになっていればアプリを切り替えればすむ。また、使われているアプリは、ツイート中の画像サイトのURLがクリックされたときにはブラウザに飛ばさず、自アプリ内で画像だけを表示するようにしている。これも切り替えるくらいならその場で見れたほうが便利だからだろう。
結局のところ、UIを作る、考える題材・勉強として、この上ないものが、現状Twitterという考えのもとで、手をつけた、ということである。いいものができたらユーザがつくだろうな、とは思うけど、AppStoreに登録しないと無理だろうな、とは思う。そのレベルに届くかどうか...
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